謹賀新年

ことよろ。実家に久しぶりに帰ってみたものの、たいした親孝行するでもなく、母親にアレが食いたい、コレが呑みたいなどの要求をしまくってます。でも良いんです。どっかの落語だか講談だか忘れたけど“素晴らしい孝行息子がいると噂を聞き付けた人がその家に向かってみると、息子が母親に足を洗わせている。それを咎めると息子は「母は私の足を洗っている時が無常の喜びなんです」と答えた”って話があるじゃないですか。それですよ、それ。私はそれを実践しているだけなんです。
 
さて、これも久しぶりに、地元の北海道神宮に初詣に行って来ました。

破魔矢とか神札などを買い込んで、絵馬を飾り御神籤を引く。その後喫茶店で一休みしてから親父がいる病院に行き、病状平癒のお守りを渡してきた。その帰り道、やっぱりこうしてネットカフェにやって来ちゃいました。あー、ネットカフェは便利過ぎる。思わずここで暮らしたくなってきた(笑)。というわけで、新年早々普通の日記に戻ります。いつも普通だけどさ。
 

外務省、ウィーン条約に違反と中国を批判…館員自殺で

(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051228i114.htm)
中国に対して厳重に抗議せよ、とかスパイ防止法の成立を!とかいう意見にはもっともだと賛成するけれど、俺はなんだか根本的なところでズレてるんじゃないだろうか、日本の外交はって思うんだよな。基本的に外交は何でもアリの世界だろ、って考えてるんで、女で政治家や外交官を篭絡するのも一つの手段である、と。だがそれを公表して「私達はこんな卑劣な手段で中国にヤラれました!」という被害者ヅラするのは、国家として弱みを見せ過ぎているというかナイーブ極まりないんでなかろうか。国内で、野党側が政権側を追及するならともかく。喩えが適切かどうかは知らんが、イカサマ麻雀で相手の腕を掴んで「お前ヤっただろう!」と言うのはスマートじゃない。それ以上の技でやり返すとかね。「目には目を」という強い姿勢が無い限り、無視をされ馬鹿にされ、同じ被害を繰り返し受け続ける事になるのではないかと思う。時期的には既に過去の話になっているが、あまりそういう意見を見掛けなかったので、あえて言及してみた。基本的に、このような顛末を披露する事は負けを認めることであり、恥なのだと自覚して貰いたい。国益をこれ以上損なってならない、と思い余って自害した大使館員に対しては深い同情を禁じ得ないのだけれども。