「曽我さん一家の意思尊重する」北朝鮮担当者 家族の帰国容認

http://www.sankei.co.jp/news/040716/sha093.htm
あの国家が人の気持ちを尊重、だなんて一種のギャグにしか聞こえないけどね。でもまぁ「ジェンキンスさんの治療目的」の来日、という流れはある程度暗黙の了解だったんじゃないのかな。
 
殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』
http://www2.diary.ne.jp/user/154269/

ところで、平壌空港を出発する際にテレビに映し出されたジェンキンズ氏の姿を思い出された方も多いことだろう。わたしの印象では、同氏は顔の血色も良かったし階段を上る足取りもしっかりされていたと記憶している。なにしろジェンキンズ氏は心臓病を患っておられると聞いていたので心配していたのだが、心臓病には禁忌とされているはずの煙草を吸っておられた。そして、今回のジャカルタの検査では、『外見から確認できない』そして『治療の緊急性のない』後遺症や内臓の病気の疑いが医師によって確認されたことに留意されたい。
わたしはこれ以上のことは書かないが、もちろん結論はこれでいいのである。

俺も飛行機に乗り込む直前の映像を見て、おや、と思った。かなり重病でいまにも亡くなってしまいそうな報道をされていたジェンキンス氏が娘さんに支えられる事もなく、重いスーツケースを片手に持ってズンズン先に歩いていってるんだから(苦笑)。
 
adoruk626氏の「log」
http://blog.livedoor.jp/adoruk626/

今回ばかりは政府の迅速な対応に敬意を表したい。特に、「治療目的」っていうのがミソですな。もう既にお気付きの方はいるかも知れないけど、彼ら4人無事に戻ってくるまでは無闇に騒ぎたてない方が良いだろう(頼むよ、マスゴミ諸君)。「訴追問題」の件も、この調子なら政府に任せておいて良さそうだ。何とか日本でジェンキンスさんを説得し、軍事法廷の場で「無実を訴える」というのが一番ベストな方法だと思うのだがどうだろう。

二人のおっしゃる通り、口に出さなくとも通じ合う”以心伝心”があるわけで。産経新聞なんかはわざわざ「脱走兵は重罪なんだ、日本人はその認識が甘い!」なんて言ってるけど、逆にそういう原則論で騒ぎ立てる事で、スムーズに進まなくなる可能性が高くなってしまう。それよりも一体いつ、ジェンキンス氏が”脱走兵”だって確定したのかね?ジェンキンス氏の甥っ子だって、必死で否定しているのに。産経って頭が固いよな。台湾前総統の李登輝さんだって、同じ心臓の治療目的で日本に来たのはここ数年の話だぜ。ひょっとしたら「曽我ひとみさんを北に戻す為に、ジェンキンス氏が重病だ〜早く帰って来い〜、という北の作戦」を逆に利用した高等戦術なのではないかと思った。久しぶりにちゃんとした仕事するじゃん外務省。いや中山参与マンセー