ケリーが米大統領になったらどーなる?

日本のほとんどのマスコミは、もうケリーこそが大統領選で勝つべきで、いい加減ブッシュを追い落とすべきだ、という論調に染まり切っているようです。本当にこれで良いんでしょうか。というわけで、気になるリンクを色々紹介。
 
【log】
http://blog.livedoor.jp/adoruk626/tb.cgi/5053153

ジョージ・ブッシュ。彼は確かにとんでもない低能のチンパンジーだけど、日本は今、未曾有の「有事」にある(北朝鮮拉致問題、支那のガス田発掘問題、尖閣諸島不法侵入、竹島領土問題、外国人による凶悪犯罪多発...etc)という事を忘れてはいけないと思う。

【news_from_japan】
http://aki1968.cocolog-nifty.com/news_from_japan/2004/07/post_32.html

確かに、ブッシュ政権の強引な単独主義は目に余る。とくに、チェイニー、ラムズフェルド、ウォルフォヴィッツたちネオコン。しかしながら、ブッシュ政権が日本の国益に反するようなことをしたかといえば、そんなことはない。2000年にゴアが勝っていたら、今でも社民党吉田康彦センセイは「拉致はでっち上げ」と公言していたはず。社民党の連中は先日のアーミテージ発言を「内政干渉ニダ!」と反発しているが、クリントン時代に日本に経済政策の転換を迫ったルービンやサマーズなんかもっと傲慢だった。

むなぐるま
http://munaguruma.blogs.com/jp/2004/07/post_18.html

また、アメリカ政治の常として、献金には見返りがあるだろうから、ケリー/エドワーズ政権がこうした法廷専門弁護士を優遇する政策をとることも十分予想される。民主党が政権を取ったら在米日本企業に対する訴訟が復活するのではないかという懸念が出ているが、エドワーズ氏の保護貿易路線とともに、このような点も注視していく必要があるだろう。

これらの言及には、クリントン民主党政権時代の対日政策のあくどさが前提になってるわけです。以下の記事をご覧あれ。
 
アメリカ訴訟社会の野蛮と危険性】
http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/sonota/soshou.html

ヘイデン法は、日本をターゲットにした二〇一〇年までの時限法だ。五十年を溯って求償を認め、外国で起きた事案でもカリフォルニア州の裁判所で審理できるとした。これにもとづいて起された裁判は、連邦最高裁に移管され、昨年九月、ヘイデン法にもとづく訴訟はすべて却下された。しかし、サンフランシスコ条約第二十六条などを根拠にした訴訟は続いている。サンフランシスコ条約第二十六条は、ある国を補償面で特別待遇した場合、他の国もその権利を留保できるという規定だ。

【中国政府が中国系アメリカ人の「対日戦争責任追及」に公然と加担し始めた】
http://www.history.gr.jp/nanking/books_sapio02227_04.html

何よりも反テロでの包囲網の構築を必要としていたブッシュ政権にとっては「選挙区の元米兵捕虜の言い分を政治活動に利用した一部議員たちの無責任な法案提出競争に議会全体が翻弄され、対日政策の足かせにするような動き」(米政府筋)に対してはいらだちを感じていたそうだ。特に2001年夏から秋にかけて上下院で可決成立していた2002会計年度歳出法案の付帯条項(元米兵捕虜らが日本企業に損害賠償請求訴訟を起こす際に国務省や司法省が妨害することを禁じた内容)は厄介な代物だった。

  
以上から分かるように、ケリー政権になった場合喜ぶのは北朝鮮中共とそれにシンパシーを感じる日本のサヨクです。「北朝鮮をすっ飛ばしてイラクを攻撃したブッシュを支持する奴は北朝鮮のスパイ」などと抜かす、マイケル・ムーアの「華氏911」を熱烈に支持している某映画評論家がいますが、一体どの口が言うんだろうね?まあ、アメリカ人が自国の為にブッシュを切りたい、というのなら結構ですが(そうじゃないようだけど)、「華氏911」をご託宣のように戴く日本のマスコミやサヨクに踊らされる日本国民の姿を見るのはどうにも忍び難い。ま、一応観ない事には批判のしようも無いので取り敢えず映画館に足を運ぶつもりだけどね。何度も言うが、歴代米政権でブッシュほど日本にとって都合の良い存在は無い。アカに飼われてへイデン法を復活させて、スーパー301条を発動させかねないケリーなんざ真っ平御免だね。
 
【米下院 北朝鮮人権法案を可決 経済援助は拉致解決条件】
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20040723/KOKU-0723-02-04-56.html?C=S

下院本会議が可決した同法案はまず北朝鮮について(1)カルト的な金正日独裁体制の下、国民の基本的な自由をすべて抑圧している(2)過去に国民二百万を餓死させ、現在も政治犯約二十万人を拘束し、虐待している(3)数十万の国民が中国領へ脱出したが、虐待や人身売買、強制売春などをさせられ、多数が中国当局により強制送還されている−などと規定し、北朝鮮国民のこの窮状を正し、人権を回復することを目的にすると宣言している。

正直言うと、アメリカ自身の国益の為とはいえ、このレジュームチェンジを恐れない(他国の、だけどさ)確固たる政治姿勢と、自国民をならず者から救い出す事も出来ない今の日本の現状を比べてしまうと暗澹たる気持ちになってしまう。何せ、拉致問題よりも意地悪ばあさんの方に興味があるんだから。本来なら、こんな法律は日本国内で成立させなきゃならないんだ!情けないとは思わんか。なぁ?リムジンに乗ったイカレでぶ白人の映画に熱狂して金を落とすだなんてマヌケもいいとこだぜ。つーか、千葉と神奈川の某ヤフーBBユーザーがウザい。人のサイトの画像をサルベージしてる暇があるなら反論の一つでもしてみやがれってんだ。
 
最後に、ケリーについてはこの日記でも何度か触れているのでご覧になってみて下さい。
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