原さん拉致事件で初の強制捜査 朝鮮総連傘下団体など捜索

(http://www.sankei.co.jp/news/060323/sha050.htm)

北朝鮮による原敕晁(ただあき)さん=当時(43)=拉致事件で警視庁公安部は23日午前、国外移送目的拐取などの容疑で、原さんが勤めていた中華料理店店長の在日朝鮮人の男(74)の自宅(大阪市淀川区)や中華料理店(天王寺区)、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)傘下の在日本朝鮮大阪府商工会(北区)など関係先の家宅捜索を始めた。総連傘下団体が拉致事件強制捜査を受けるのは初めてで、警視庁は総連の拉致関与についても解明を進める。
 
男は、原さん拉致事件に絡む旅券法違反などの容疑で国際手配された元工作員辛光洙容疑者(76)=地村保志さん(50)夫妻拉致でも国際手配=の拉致実行を手引きした補助工作員とされる。
 
調べでは、男は昭和55年6月、辛容疑者らと共謀。自分が経営する大阪の中華料理店に勤務していた原さんに「転職先を紹介する」と持ち掛け、面接名目で宮崎県・青島海岸まで連れていき、辛容疑者に引き合わせた疑い。辛容疑者らがゴムボートや工作船に乗せ、北に拉致した。男は現在もこの中華料理店を経営している。
 
国家保安法違反の容疑で韓国当局に逮捕された辛容疑者の取り調べの過程で拉致が表面化した。
 
男は当時、大阪府商工会の理事長だった。男とともに拉致を手引きしたとされる同商工会の元会長は既に死亡しているが、警視庁は平成12年、韓国・済州島に捜査員を派遣し、辛容疑者の国家保安法違反罪の共犯で、原さん拉致に関与したとされる元服役囚から事情聴取。
 
この当時、男からも事情を聴いたが、拉致への関与は否定していたことから、警視庁は今回の押収資料を分析して、さらに男を追及する方針。
 
警察当局は近く、原さん拉致容疑でも辛容疑者の逮捕状を請求する。

茶番。
 
 
 
以上。