ポスト小泉がそろって中国批判 安倍、麻生両氏

(http://www.sankei.co.jp/news/060402/sei049.htm)

また、両氏は小泉首相靖国神社参拝を支持する姿勢を示したが、自らが首相になっても参拝するかどうかについては「参拝するしないを政治的スローガンにするつもりはない」(安倍氏)、「国益を考えて適切に判断する」(麻生氏)とそれぞれ明言しなかった。

小泉は「靖国参拝はもはやカードにはならない」と連発しその支持者達も賛同しているが、そもそも総裁選への公約として宣言した「終戦記念日靖国参拝」を破り続けた結果、結局中国などにカードとして利用され続けている現実がある。安倍・麻生が靖国参拝を明言しないのは、その事を内心苦々しく思っているからではないか。
 
二人とも心に秘めるものがあり、中国に扇動された左翼系マスコミが起こそうとする騒ぎに巻き込まれぬ為、慎重になっているのかもしれない。ただやはり、これから日本のリーダーを目指すからには「靖国参拝」「憲法改正」「拉致問題」についてきっちりと語らねばならないと思う。この三つの問題は、戦後民主主義のくびきから脱する為に何としても解決せねばならないものであるし、自分がどうするのかを明言せねばならないのだ。しかし、その中でも特に「拉致問題」解決の為に、北朝鮮に対する「経済制裁」をどうするかの発言も全く聞こえてこない。だから・・・実を言うとこの二人にすらあまり期待していない。現時点で「終戦記念日の参拝」を行う確率は安倍が40%、麻生は5%ぐらいじゃないのか。しかし、以前から仲間内でよく俺は口にしていたのだが、福田康夫が首相になる可能性はかなり高いと考えている。
 
今だから話せるが、少し前には某市の市議選で自民党系候補の選挙を手伝っていた。公示日前日には市長候補と全ての市議候補が集まる集会に、応援演説の為福田がやって来た。これがね、結構うまいんだわ、しゃべりが。かなり熱い。安倍ちゃんより数段上。まあ演説がうまけりゃ首相になれるってもんじゃないが、シニカルなイメージが強い福田の認識を少し改めたね。「ああ、このおっさん(総裁選に向けて)やる気まんまんだな」と思ったよ。もちろん招いた側も将来の「福田首相」をある程度睨んでいるのだろう。世論調査の結果がそのまま、自民党内の投票に繋がるかと問われれば、決してそうとは言えない。森派の中にすら「安倍首相」の前にワンクッション置いた方がいいのではないかという声があるのだから。
 
話の焦点を欠いた文章をダラダラと書いてしまったわけだが、つまりは麻垣康三のどれもイマイチだなぁ、と*12ch辺りでは麻生が反中発言で人気があるらしいけど、コイツ首相になったら靖国にゃ多分逝かないと思うぜ。今の自民党でも民主党でもダメだ。小沢一郎のトラブルメーカー(?)の腕前に期待して、わずかばかりの政界再編の可能性を願うしかない。
 

*1:前述の某政治家は安倍を評価してるんだけどね。