お仕事

緊急ミーティング。昨日のトップ会談の結果がプロジェクトメンバーに伝えられた。条件面に関しては、ウチにとってはそう悪い話じゃない。でも、士気がだだ下がりのプログラマーにとっては、どちらにせよ愉快なモノではないようだ。リーダーからは、クライアントに対してというより、企画に対する不満の声が漏れる。
 
しかし我がスーパーディレクター様は俺の方を向き「この現場の不満の声を聞いて、お前は今どう感じている?」と、のたまってくれる。
 
一昨日、一緒に呑んだ時の事を覚えているだろうか?
 
 
「あんた」に対してそういう不満が生まれているようだから、もうちょっと注意した方がいいぜ、と忠告したのは他でもない、この俺だ。
 
「ぶっちゃけ、俺とプログラマーリーダーはあんたの悪口で盛り上がっているくらいだ」とも言った。酒も入ってたし。
 
それに対して「ははは、分かった分かった。全ての責任は最高責任者の俺にあるからな、それで現場がスッキリするのなら、いくらでも俺を悪者にしてくれよ!(笑)」という台詞をキレイさっぱり忘れて、なおかつ俺に責任をなすり付けようとするその超絶テクにはいつもながら感服する。