お仕事

午前中に、あるクライアントに向けて企画書一本を完成させる。先週末に作ったヤツのターゲット層が20〜60歳男性女性ならば、これは60〜100歳男性という、第三者からは到底信じてもらえそうに無い内容。
 
夕方に、そのクライアントのプロデューサーが来社。以前に営業の人がプレゼンしてくれた企画案に関して打ち合わせを行うが、あまり芳しくない感じ。企画の善し悪しの前に、「どれだけ少額の予算でゲームが作れるか」「社内稟議で企画を通す為に、マーケティング資料をどうやって作るか」といった、かなり内向きな話にしかならなかったのが辛い。やっぱ、この不況が思い切り響いている感じ。
 
そう、俺の企画案が気に入られたわけでは全く無くて、開発会社に過去作品のエンジンを使い回させて、短期間で安く作らせたいというだけの話だった。特に後者はウチの領分では無いので、御社内の事情なんて知ったこっちゃないですよ……とも言えず。
 
上司の顔色を伺うだけで、決断力に欠けるこういうタイプの人にはバックアップをしてあげつつ、コレで行きましょう!と強気押ししてやらないと前に進まないだろう、という結論に。正月中に色々調べ物をしないといけなさそう。