吉祥寺近辺だと自分好みの水餃子が食えないので、下北沢まで出掛ける事にした。
◆新雪園(食べログ)
食べログの情報によると、竹中直人のお気に入りの店という事らしいが、全体的に無茶苦茶旨いって程ではない。実も水餃子もそれほどの味でもないが、昔、台湾旅行に行った時のごくその辺に転がっていた店の味に近いので。これで温かい豆乳が飲めると最高なんだけどなぁ。
水餃子3人前、腸詰めを注文し、生ビールと共に胃袋に流し込む。
その新雪園の向かいに売っていた宮崎名物「肉巻きおにぎり」。東国原知事のイラスト付きののぼりが立てられていた。
チーズが掛かっているバージョンもお値段はノーマルと一緒。いかにもB級の味。
スイーツ(笑)。店名は忘れた。
「ラピュタ阿佐ヶ谷」という映画館で「マイマイ新子と千年の魔法」というアニメがアンコール上映されたので、観に行ってきた。一時間前ぐらいに売り場に尋ねたら、席が売り切れてて(48席ほどしか無いそうです)、補助席にしか座れないとの事。誰一人としてロビーに居ないから、ひょっとしたら俺一人しか来てないのか、と思ったが。
元ジブリの人が監督や脚本をやってるとかで、随分と期待されてるんだろうなーと。
ところでこの映画のタイトルロゴって、このゲームのに似てないか。
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駅前のマックで時間を潰して、開場10分前に到着すると、ちょうど俺ぐらいの歳かそれ以上のオタがブワ〜ッと待機してた。
以下感想。
すっげぇ〜〜〜ビミョー。たぶん、はてな界隈では評価は高いと想像するが。
昭和30年の山口県防府市が舞台。新子と貴伊子、二人の少女の友情を縦軸に、さまざまな人々の生きる姿、さらに平安時代の少女諾子(清少納言)の物語が重ね合わされていく。
全編に漂うジブリ臭に惹かれて観てみたものの、「となりのトトロ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「おもひでぽろぽろ」を足して五で割った様な残念な感じ。劇中で、主人公の新子の妹が行方不明になるシーンとかがあって、え、もしかしてここで猫バスが登場したりして!?って思ったもん。
東京からやって来たお嬢様の貴伊子と、平安の時代に京都からやって来た諾子の孤独な姿を重ねるのはまあ良いとして、更に木刀持ってバーに殴り込みをかけるシーンを重ねる演出が意味不明。
原作の小説は全く読んで無いから分からんのだけど、なんか宮崎カントク風な脚本や演出でストーリーを盛り上げてみようとしましたけど失敗しちゃいました〜、な最近のダメジブリといったトコです。高畑カントクの「おもひでぽろぽろ」の雰囲気が好きならイケるのかもしれんけど。たぶん原作を尊重してこの結果だと想像するんだけど、これは厳しい。面白く無いアニメ作るぐらいなら、元の形が無くなるぐらい改変しちゃえよ、と思った。文化庁オススメのアニメ、という事で特に毒も尖ったところも無く、お子様達に是非鑑賞して頂きたいアニメです。あ、バーへの乱入シーンの所はそうでも無いか。
ズバリ予想するが、冒頭のウィスキーボンボンで主人公達が酔っぱらうシーンは原作にはたぶん無いな。「赤毛のアン」のエピソードから引っ張ってんじゃないの。いや、あったらゴメンだけど。