映画の日なので行って来ました。
◆SPACE BATTLESHIP ヤマト 公式WEBサイト 主演・木村拓哉
公式サイトは「主演・木村拓哉」までがサイト名なのか!
まあ、キムタクだしね。鼻で笑うつもりで観に行ったわけですよ。映画の日だからハズレでも1000円で済むし、と思って。
いや、だれど良い意味で裏切られたわ! 先に結論を言っておくと、これは金を出して観る価値は充分あると思います。
以下ネタバレ感想を箇条書き。
- やっぱりキムタクはキムタクだった。
- それになんで 高 島 礼 子 ?
- VFX周り、特にCGIは邦画最高峰のクォリティ。CGプロダクションの「白組」は頑張った!
- 演技力のある有名俳優が沢山登場しているが、その印象に引き摺られっぱなしになってしまった。俳優の問題というよりは俺自身の問題だな。
- 真田役の柳葉敏郎もやっぱいつものギバちゃん。いつ「青島ぁ〜っ!」と叫び出すかと思った。
- でも昔からのヤマトファンにはまるで真田のそっくりさん!と言わしめる程、ギバちゃんはハマっていたらしい。
- 森雪役の黒木メイサ最強!
- なまっているアイツの最期って、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の柿崎のパロディだろ!
- ワラワラと襲い来るガミラス星人は「スターシップ・トゥルーパーズ」のバグみたいで笑えた。良い意味で。
- アナライザーのバトルとその死に様がアツい!
- 映画用の尺に詰め込む為、設定を色々改変してたけど、まあ良くやったんじゃないかなぁ。昔ながらのファンが頭をかなり捻ってねじり込んだ感じ。
- スティーブン・タイラーが主題歌を歌ったら、「アルマゲドン」そのままやないけ!ラストも!
- ラストシーンに登場する、古代進と森雪のガキにびっくり。あの一発で仕込んだのかよ。つーか、尺が短いとはいえ、キス即SEXのスピード感ハンパないな!
- 時間経過の描写が全く無かったので、一年に渡る宇宙大航海には見えなかった。
- ヤマトの艦内のセットが少ない&狭い為、えらくこじんまりした感じを受けた。
- ヤマトクルー達の交流シーンは、軍隊というよりは大学の熱血スポーツ系サークルのノリで、俺にはちょっと合わなかった。
まあ、真のヤマトファンを名乗る人で、口さがない批判をしているのをネットでよく見掛けるけど、今の日本でこれ以上のもの作れるとこあるのかなぁ、と思うんだけどね。キムタクの行動原理とかSF考証的になんだそりゃ、となるシーンはあったけれども、総合力でこのレベルに到達させるのは容易では無い事だけは確かだ。