最近のガンダム

機動戦士ガンダムAGE 公式サイト
 
ガンオタからガンガン批判されている日野ガンダム
 
溜め撮ってたものをついさっき観終わったんだけど、日野はすごいわ……。AGEシステムとかドリルのビームライフルとか、普通の人はそんなアイディアを思い付いても形にしようなんて考えない。いや、これ嫌味じゃなくて。天才や頭のおかしい人は何のてらいも無く、それをやってのける。
 
この人のガンダムは、新しいライダーとか新しいプリキュア作るのと同じ発想だな。昔はおもちゃを口実にロボットアニメが作ってたけど、ここまでおもちゃの為に作られたロボットアニメがあっただろうか。これだけコンセプトがしっかりしてたら、そりゃスポンサーのバンダイも喜ぶだろうさ。
 
しかし全体的にシナリオがマズい。意図せずに、ところどころ天然のギャグをかましてくるな。主人公のフリットは、UEの出現を予測出来るほど頭が良いのに、司令ではなく学校の先生にそれを訴える。AGEシステムを作り上げるほど頭が良いのに、バルガス(ヒロインのエミリーの祖父。メカニック)に指摘されるまで、自作のその存在に気付かない。
 
一番ウケたのは、副司令が艦長に銃を突き付けて、ジープを運転させるシーン。なんと、その艦長がしっかりシードベルトを締めている(笑)。銃で脅されて無理矢理運転されられてんのにシートベルトってwwww
 
たぶん、俯瞰的にシナリオをチェック出来る人が居ないんだろうな。スケジュール的な問題もあるのかもね。
 
これまでの展開を見るに、1stを意識して、ニュータイプものをやりたいんだろう。おそらくニュータイプになるであろう、フリットの天才性を浮立たせるつもりなんだろうが、 脚本のマズさからその主人公がただのアホに見えてしまう最悪のパターン。ヒロインであるエミリーも、アムロの幼なじみのフラウ・ボウを意識してるんだろうけど、 主人公のキャラが安定してないから、“ちょっと危なげな少年を心配する母性溢れる少女”じゃなくて、粘着的にフリットを追っ掛ける、ただのストーカーに見えてしまうという。
 
↓ユリンの正体の予想。
 
 
最終回一つ手前のタイトルが「さよならユリン」で、最終回が「アンノウン・エネミー」か。たぶんUEの正体は人類と同じ形状の異星人。ユリンはそこの姫様か巫女みたいなもん。バイファムのカチュアみたいな立ち位置。さよなら、と言ってもおそらく死なない。