ソシャゲ激震

ソーシャルゲーム問題への6社ガイドラインの発表をどう捉えるか:グリーのメディアブリーフィングのQ&Aあり

特に重要なのが、ビジネスモデルの根幹に関わるため、各社でまとめるのが最も難しいと考えられていた、アイテムを獲得する場合のガチャの登場確率を、表記するという方向性を打ち出しだしたことだ。
 
今回新たに発表されたのは大きく3つのポイント
 
発表は、ガイドラインとして発表されたのは「コンプリートガチャ等に関する事例集」、「リアルマネートレード対策ガイドライン」、「ゲーム内表示等に関するガイドライン」だ。

この話には前段があって、今月12日に、GREEを含むソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会が消費者庁表示対策課の木村課長補佐を招き、景表法運用基準の改正案を話してもらった。それはあくまでこの課長補佐の“私見”という事だったが、中身はソシャゲ業界にとってはかなり厳しいもので、コンプガチャはもちろんの事、いわゆる「カード合わせ」の概念がかなり広がり、課金が絡んだアイテムやカードの合成をも規制する内容だった。
 
しかしそれを受けたソプ連協議会(俺が作った略語w)が採った結論としては、課長補佐の私見の規制レベルを【80】としたら、ソプ連協議会は【50】とか【60】辺りを落としどころに持ち込むかなーと思ってたら、いきなり【90】ぐらいの自主規制を打ち出したので驚いた。この場合のレベル【100】ってガチャ禁止ね。
 
結局のところ、お上に下手に抵抗してガチャを丸ごと潰されるより、お上の申し付け以上に平伏して切り抜けようとしてる感がある*1。新しいアプリを作るなら色々と切り抜け様はあるけど(例えばスクエニのガーディアン・クルスみたいなの)、既存タイトルに頼ってるところは厳しいよなぁ。
 
それは、まさに、ウチの事だぁ!www

*1:確率を明示したガチャなんて誰が引くかなぁ?