消費税増税

最近の安倍政権支持者の脳内では、安倍さんが消費税アップを巡って財務官僚やメディアと戦っている、というストーリーになってるみたいだけど。最終的に、政府が増税を決断したのなら、それは安倍総理自身の責任だろう。特に財務省の木下某を責める声が目立ち始めているが、安倍さんを一人前の政治家扱いをしていないんじゃなかろーか。安倍さんの病気や精神を慮って、「安倍さんよ裏切るな!」と言えずに、マスコミや官僚をスケープゴートにしてんのが嫌らしいな、と。このままでは第一次安倍政権と同じ事になる。
 
そろそろ安倍信者が「安倍さんの増税はキレイな増税!」と言い始める頃合いだな。
 
◆「バーブ佐竹の歌声が聞こえる青木直人BLOG

●昨年12月、第二次安倍政権が誕生する直前、私はある講演でこのように話したことがあります。
安倍晋三は政治家であって、革命家ではありません」。
その趣旨は安倍氏は日米安保を基軸とする親米保守に属する政治家であって、この枠を壊すような「革命的行為」に踏み切ることはないだろうという意味でした。
講演参加者の多くはいわゆる保守と呼ばれる方々で、誕生したばかりの安倍政権にたいする期待からか、私のこうした辛口の批評に不愉快そうに眉をひそめる若者も見受けられました。


●私は当時から「安倍氏はTPPにも参加するだろう」とも予想していました。これは政権誕生直後からでした。
保守系言論人の中には「TPP参加はマスコミのでっち上げであり、安倍さんが参加に踏み切ることない」と自信満々に語る人たちがいて、不安になったせいか、今年2月、3月ごろから私のところにもそうした方々から「安倍さんは本当にTPPに参加するのでしょうか」と言う内容のメールが殺到することになったのです。
罪深い話だな。これが私の実感でした。


●安倍氏と財界、財務省、あるいは中国韓国との関係。さらに2006年の総理就任直後の電撃的な中国訪問と「戦略的互恵関係」の締結。こうした事実を踏まえれば、安倍氏の本質が経済グローバリストにして新自由主義者であることは自明でした。
 
●喜劇は再現しました。それが今回の増税騒動です。様々な兆候から判断して安倍氏が来年4月に消費税増税に踏み切るのはまず間違いありません。その根拠は一昨日会員に配信したNLC通信9月号にも書きました。
しかし、いまに至るも「安倍さんは増税に踏み切ることはない」と信じ込んでいる一群の人たちがいるのです。
 
●保守のホープ安倍晋三の「裏切り」、つまりTPP参加と増税の決断のことですが、これだけの現実を前にしても安倍さんがそんなことをするわけがないと言い切る人たちの存在は不思議です。
彼らにあるのは合理的推論ではなく、盲目的な信仰にすがろうという没主体的な姿勢のようです。
私はかつて、そうした安倍支援者たちを「安倍さんおまかせ定食の人々」と名付けました。
 
●しかし、本来政治家の評価は政策ごとの是是非非であるべきであり、盲信こそ排除すべきものです。あの民主党政権のでたらめ極まりない売国政治に対する正当な怒りが安倍自民党に対するエールになるのは十分理解できるのですが、100%の政治家はいないのです。

安倍信者を青木さんは「安倍さんおまかせ定食の人々」と名付けましたか。