韓国企画財政省も６日午前、日韓通貨スワップ協議の中断と日韓次官級経済協議の延期について日本側から通告を受けた。同省関係者は同日、「政経分離原則に反する日本政府の措置は大変遺憾だ」と語った。
大統領府関係者も６日、「大変困惑している」と語った。韓国では、国内世論の反発に加え、日韓関係の改善を目指した朴槿恵（パククネ）大統領の権限が停止されており、少女像の撤去は難しい情勢。韓国政府内には焦燥感が広がっている。
日韓関係筋によれば、安倍政権の反発が予想以上に強く、対抗措置の発表が早かったため、長嶺安政駐韓大使の一時帰国は７日以降になる見通しという。
遅きに失した感があるが（安倍信者は得意そう）、一度駐韓大使を召還した以上は中途半端な事をやってもらっては困る。取り止めなどしたら誤ったメッセージを送る事になってしまうからだ。が、その一時帰国も6日ほどで切り上げるらしいとの事で予想通りのヘタレ対応である。8月15日の靖国参拝についてもそうだが「出来ないなら最初から言うな！」って話だ。
そもそも毅然とした態度を示すタイミングを間違えているし、韓国政府の態度の改善がなされず、その見込みが全く無かったのに、日韓合意を結んでしまった事自体が誤り。
だが、安倍信者の言動も予想通りで「ほら見ろ、日韓合意を結んだ事は間違いではなかったのだ！」という主張を始める。日本政府が駐韓大使の召還などの対抗策を行ったのは、ウィーン条約に反するという主旨だからで、それがどうして日韓合意の肯定に繋がるのか、その超理論が理解出来ない。
大使召還って、単なる不満の表明じゃねーぞ。国交の断絶、そして宣戦布告の前段階とも言える重大なものなのだから、抗議をするにしてももう少しステップを入れろよ、と思う。
