トランプ米大統領国連演説

トランプ氏の国連演説に横田早紀江さん「本当に驚いた」 拉致被害者帰国に期待

国連の演説で、横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=を念頭に「(北朝鮮は)13歳の日本人の少女を拉致した」などと厳しく批判したトランプ米大統領。異例の言及に、拉致被害者の家族らからは「大きな意味がある発信。被害者帰国という結果につながることを期待する」と発言を歓迎する声があがった。

トランプ大統領横田めぐみさんに言及してくれた事には感動したが、これで安倍総理を全面的に褒め称える人達にはウンザリする。それでは一体、安倍政権は拉致問題の解決に向けて、これまで北朝鮮にどの様な圧力を掛けてきたかと言えば、朝鮮総連の活動さえ制限した事すらない。
 
9月17日に行われた拉致被害者の救出を目指す国民大集会では、家族会の増元照明さんから「朝鮮総連を放置していては日本の本気度が伝わらない。北朝鮮へのテロ支援国家井認定をお願いに渡米した時も、米政府高官にもその旨言われた」と発言があり、「日本はそんなに弱い国ですか!?」と政府を批判した。
 
2014年の参院選では家族会内の反対を押し切って、次世代の党から出馬したが、口先ばかりで全く事態が進められない安倍政権に対する怒りがあったはずだ。しかし次の選挙で勝利が見えている安倍政権及び自民党に対し、家族会は強く物は言えないだろう。だからこそ、支援者は怪しい動きがあれば苦言を呈しないといけないが、安倍マンセーの精神ではそれも敵わないだろう。