『GODZILLA 星を喰う者』を観た。
虚淵玄はこういう外し方が本当に好きなんだろうね。ゴジラシリーズの本質を突き詰めるばこうなるだろう、という思考も分からなくはないけど。キリスト教の「原罪」も仏教の「解脱」も原始共産制も受け入れられなかった男が、最後に選ぶジャパニーズ○○は悲しすぎる。
しかし押井守がルパンの映画化を担当しようとした際に「ルパンとは一体何者か?」というのをやろうとして反対されたらしいけど、虚淵玄はそれをゴジラで本当にやってしまった感があるな。「人間にとって怪獣とは?ゴジラとは?」を。そして櫻井孝宏キャラをキュウべえとして再活用させたみたいなw