装甲騎兵ボトムズ幻影篇2巻感想

装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 2 [Blu-ray]

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以下ネタバレ。
 
うーむ……。正直スタッフが何をやりたいか分からないんだよなぁ。あそこでポル・ポタリアを殺す必然性がさっぱり無いんだもの。大統領としてクメンの未来に夢を馳せたポタリアの描写がぼんやりとしており、その死に至るまでの展開も薄っぺらさだけが目立った。というか、ポタリアとシャッコは生死を共にした傭兵仲間だったのに、この二人の会話シーンがまるで無いのはどうよ。オールドファンを喜ばせたいなら、イプシロンに殺されたキデーラの思い出話でもしたらどうなんだ。「ふふ、確かにあのカン・ユーという上官は最低な男だったな」なんてさ。
 
だいたいさ、1巻で無言でシャッコに襲い掛かった謎の敵が、2巻になって突然キリコはどこだー!?と叫んで、シャッコはガン無視で直接関係の無いポタリアをアイアンクローで絞め殺す意味って何だよ。ちゃんとテーマを持って新作ボトムズ作ってんならいいけどさ、この2巻のストーリーや演出のダメダメさで、かなり心配だわ。
 
で、3巻予告はあのオバちゃんですよ。このポタリアの死に方見る限りだと、もう予告で死亡フラグがビンビンに立ってるでしょ。
 
もうさ、頼むからもうちょっと考えて作ってよ。マジお願い。