都青少年健全育成条例のアレ その2

昨日の「角川書店の来年の東京アニメフェアへの出展を取りやめ」についての発表を聞いて今更気付いたんだけど。例の条例について、反対派の漫画家達が集まって直接政治家などに働き掛けてるけど、それってあまり効果無くない?
 
漫画家達が影響力を及ぼしたいなら、政治の場に乗り込むよりまず、出版社側に作家としての表現の自由を担保して、協力して欲しいと訴えて(場合によっては、行動を起こさないと連載を止めるぞ、ぐらいの勢いで)、運動をした方が良いと思うんだけど。
 
反対派の先頭に立っているのは、チャンピオンREDいちご(現在はチャンピオンRED)で「セーラー服と重戦車」を連載している野上武志先生だろうけど、この方が秋田書店に何かを働き掛けた、って話を聞かないし。漫画界の重鎮の先生方も声明を色々発表しているけど、まあぶっちゃけ過去の人達でしょ? 現在漫画雑誌の売り上げに大きく貢献している作家とかそれをまとめる作家がいなけりゃ、勝ち目無いと思うんすわ。
 
ワンピの尾田先生とか。これはビビる。
 
ハンターの冨樫とか。あ、これは、元々あんまり連載してないから効果無いか。