小泉とホリエモンの共通性

どうやら小泉と岡田と同時に、候補として口説かれてたみたいね、ホリエモン。この二人と堀江の無機質さというのは以前から似ていると思っていた。西村真悟は以前、こんな指摘をしていました。
 
◆眞悟の時事通信「足下を確認する必要性・・・メーデーで申したこと」平成17年5月5日

企業をただ売買の対象とするマネーゲーム的思考は、既に述べたように十九世紀のマルクス主義的企業観・資本主義観であり、資本家と労働者の敵対関係を固定化する古色蒼然たるものであり、歴史が示す通り、この路線上に社会の崩壊はあっても未来はないのである。
 
以上、「小泉構造改革」路線のなかで、我が国の会社文化、資本主義文化の、最良のものが没却される風潮を、ライブドア騒動を切っ掛けとして指摘することができればと思い書き連ねた。「小泉構造改革」とは、自らの足場に自信が持てない路線、つまり欧米化主義の盲目的自己否定であり、結局は政策ニヒリズム路線だ。明治以来、我が国では、この欧米化という名の自己否定が、「鹿鳴館」のように理由もなくちやほやされることがある。現在は、マネーゲームがそれである。
 
しかし、日本型資本主義システムの明るい未来は、勤労者が職場を自らのモノと思って生き甲斐を感じ、労使一体となって社会有用な製品やサービスを生み出そうと励むところに開かれる。
 
我が国は、株の売買やマネーゲームによって存立する国ではなく、物作りによって成り立つ国なのだ。

以前(id:kikori2660:20050810#p1)、小泉の政策やその支持者の本質は「ルサンチマン」である事を指摘したが、それに加えて「欧米化主義の盲目的自己否定」という側面がある事にやっと気付いた。小泉も堀江も戦後民主主義が生み出した鬼っ子なのだ。愛しているのは己だけ。
 
しかし一企業のオーナーというだけならともかく、国家の運命を委ねるべき首相や国会議員がこんな国家観の無い化け物共じゃ困るんだよな。「郵貯がアメリカに吸い取られるなんてデマだ。始めから競争に負ける事を想像していてどうする?」とか言ってるヤツをちょくちょく見掛けるけど、そりゃ負けるに決まってるわ。GHQに押し付けられた憲法自民党党是に逆らって改正する努力もせず、国家の防衛を外国に頼りきりにする。中国や韓国の圧力を受けて、公約である終戦記念日靖国参拝を取り止める。拉致された国民を救い出そうともしない。そんな国家の呈を為していない集団がアメリカに勝てる道理なんて無いわ。