本日観た映画

◆「アバター
「TOHOシネマズ錦糸町」の3D字幕版をネットで予約して観てきた。実は一昨日にもネットで席を確保していたのだが、指定日を誤ってしまい、休日でも何でも無い昨日にしてしまっていた。それに気付いたのが今日の昼になってからだ。2100円がパー。仕方無いので、本日のレイトショーに駆け込んだ。
 
はー、やっぱハリウッドの金の掛け方やCGの技術は違うわー、とひたすら映像美に感心する。この絵一枚作るのに、レンダリング何百時間掛かっちゃうの〜、とか。世界観の作り込みがハンパ無くて腰を抜かすレベル。あまりにクォリティが高過ぎて、逆にリアリティが薄くなるとかどんだけ。
 
ストーリーを端的に言っちゃうと、アレだなアレ。
 
ダンス・ウィズ・ウルブズ」の異星人版。
 
インディアンがそのまま惑星パンドラのナヴィに置き換えてられているだけ。最終的に主人公は地球の軍隊を裏切って、ナヴィ側に肩入れするわけだけど、彼らの描写って全編を通してまんまインディアンだ。頭の悪いマッチョな軍人が強硬手段にうって出るのも、いかにもハリウッド的展開。都合良く英語を喋ってくれるヒロインが出てくるのも正にソレ。「ラストサムライ」なんて、明治天皇が英語喋ったりするかんね。
 
だいたいさ、つまんないツッコミをすると、異星人がいたとしてもあそこまで人間に近い姿の生物が科学的に存在するわけも無いし、「スターシップ・トゥルーパーズ」に出てくる昆虫型の宇宙人ならヒャッハー良いながら問答無用でブチ殺すわけでしょ。ねぇ。
 
でも、それを補って余りあるパワーでとにかく凄いとしか言い様が無いわなー。ウン百億掛けた洋ゲーの作り込みを見て、どうもすんませーんとしか感想を言えないあの感じ。
 
監督がジェームズ・キャメロンだけに、色んな日本の漫画やらアニメの影響もあるんじゃないかなーと思った*1。具体的にどれとは言い切れないけど。あ、プログラムを買っとけば良かったな。
 
自分がざっと思い出したのは「ナウシカ」や「戦国自衛隊」とか。あろひろしの「雲界の旅人」とか。あろひろしはさすがに無いか。

*1:アメ公の二足歩行ロボのセンスの悪さは相変わらずだが