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◆【フジテレビ騒動】ふかわりょうが放送のあり方について語る
◆津田大介氏がフジテレビに「韓日戦」表記について聞いてみた
◆メモがてらまとめ - rabbitbeatの日記
◆フジテレビ周辺で大規模デモ
◆フジテレビに集結した抗議集団 / 無関係の観光客に「お前ら遊んでる場合じゃねえ！」と暴言
◆CXは別に売国奴じゃない。みんながユニクロに行くようなもの
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◆途方に暮れる夜が嫌い…（ミッツママの気まぐれ日記）
◆ナイナイ岡村が韓流批判に反論「テレビは無料。不満なら消せや」
◆フジテレビで韓流が多いのは既得権を死守した末路
いやー、この一連の騒動は面白いねぇ！（笑） ふかわりょうの意外に（？）高い見識に感心したり、ロンブーの出っ歯や江川紹子みたいにフジテレビ擁護でファビョる姿とか。しかし、8/7のフジテレビ前のデモが無許可だったというトンデモぶりや、観光客を巻き込んだりするのはさすがに関心しないな。反原発デモのｱﾚな人達の批判出来なくなっちゃうよね。
それはさておき、フジテレビ批判の動きが高まっているネットへの非難をしている人物の物言いは次のパターンで占められている。
- フジテレビは韓流コンテンツが安価で質が良いから買って放送しているだけで、あくまで市場経済に則って経営をしている私企業というだけなので、批判には値しない。
- フジテレビがどういう放送をしようと、視聴者はそれを見ないという選択肢があるのだから、その方針に文句があるなら最初から番組を見なければ良い。
- 昔のTVでは、アメリカのドラマがよく放送されていたが、それがアメリカ文化ごり押しだの文化侵略だなどの騒ぎがあっただろうか。韓国にだけそれを言うのは、単なる差別ではないか。
このテキストを先々週からダラダラ書いている間に、1.や2.などの言い分に対して、キッチリした反論を出している人がいた。
◆ミステリー作家の深水黎一郎氏が韓流ごり押しのフジテレビについてツイート。良いこと言ってると話題に
フジテレビの件について。
今回の一連の騒動で、これを機に今までわが国ではほとんどなされなかった、マスコミのあるべき姿をめぐる、活発な議論に発展すれば面白いと思っていたのに、何故かそっちの方向には向かっていないようだ。
その原因はフジテレビ擁護派の文化人や芸能人の論理が、幼稚極まりないことにある。「嫌なら見るな」これでは議論にならない。自由競争が成り立っている業界ならばこの論理でも通用するが、放送業界は違う。
何故なら我々一般国民が、勝手に放送局を作って電波を流したら、電波法違反で逮捕されてしまうからだ。我々は総務大臣の認可なしには、ミニＦＭ局すら開設することはできない。
電波はみんなの共有財産である筈なのに、我々一般国民は、勝手に使うことができない状態に置かれている。では放送局は何故大手を振って、日本の隅々にまで届く電波を流せるのか。それは放送局が国から認可を受けて、電波を独占しているからだ。
さらには局が電波を使って自らやその子会社が著作権や商品化の権利を持っているコンテンツを宣伝するような行為は違法だということなどは、子供でもわかる論理であろう。
もうこれで充分だろう。ステルスマーケティング云々、は他の人がさんざ語っているのでひとまず置いておく。
問題は3.の“差別”って話だね。実は、俺自身も“差別”の存在を認めている。……しかしながら、その差別の心を持ち続けているのは、偏向報道を批判する人々ではなく、フジテレビの方であると思っている。それについては後で述べる。
件のネットユーザー達が怒っているのは、単に韓国産のドラマやアイドルの露出が多いという事ではなく、韓国のイメージアップを図る為に、TV局が日本の視聴者に韓国推しを強いてくるその姿勢にあるのではないだろうか。
◆知らされなかった韓国サッカーの“裏側”
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◆フジテレビが韓国に配慮して女子大生殺害事件容疑者宅のテコンドーの文字にモザイク
フジテレビに関して言えば、2002年の日韓WCの頃から、その「韓国びいき」が反感を買い、２ちゃんねるのユーザーによって抗議活動が為されてきた事実がある。その異常さはフジテレビだけではなく、マスコミ各社に共通するものだった。韓国に関するポジティブな情報はこれでもかと垂れ流し、ネガティブな情報は覆い隠される。犯罪者が在日朝鮮人の場合、一部のマスコミでは、本名を隠して通名（日本人として使っている名前）で報道される事がたびたびあり、つい最近も韓国の空手の一種、テコンドーの師範が殺人容疑で逮捕され、その道場の看板にボカシを入れるという奇妙な配慮を見せるもその流れだろう。
そこで当然疑問として浮かぶのが「なぜマスコミは韓国推しの偏向報道を行うのか？」。自社の韓国コンテンツで商売をしたいから、といった理由以外では、次が考えられる。
- 韓国政府から資金が出ていて、マスコミに日本人が韓国が好きになってくれる様な報道をせよ、というお達しがあるから。
- 韓国にネガティブな報道をすると、民団がうるさく抗議してくるから。
- 日本人が韓国が好きになる様に報道する使命が、自分達にはある、と勘違いしているから。
理由1.は国策として行う事については、特に非難をするつもりは無い。ただ、前述した「在日韓国人の悪評を防ぐ為に、テコンドーの看板にボカシを入れる」行為をわざわざ命令する程、暇でも無いだろうと思う。
理由2.は普通に有り得る事だろう。多くの人が忘れているが、一昔前、多くのマスコミでは北朝鮮という国を「北朝鮮」と呼ぶ事を避けていた時代があった。正式名称の「朝鮮民主主義人民共和国」を使わないと総連からの抗議があり、それに従っていた*1。在日朝鮮人の犯罪について触れようとすると、民団や総連から圧力が掛けられてタブー化されてしまう、という現象が起こっているのではないか。
理由3.が一番根が深そうだ。何故、TVに出演する芸能人が全く関連性の無いところから“韓国”の話題を持ち出そうとするのか（ハッキリ言ってゾッとするほど気持ち悪い）。何故、スポーツニュースで日本と韓国との対戦を“韓日戦”と呼んだり、韓国のアンフェアなプレーに対して批判せず、「皆で韓国を応援しよう」と持ち上げるのか。韓国人の犯罪を隠そうとする意図は？
これは一言で言うと「被差別者への憐れみ」だ。
そして「被差別者を分け隔てなく愛する美しい自分」を演出しているだけだ。弱者（だと思っている）への媚び、と言い変えても良い。同じ犯罪者でも、アメリカ人や中国人の容疑者に対して、こんな配慮を見せる事なんてあるかな。無いよね。この二国に比べて、“庇護されなければらない”国の国民だからじゃないのか。民族差別を前提にする態度こそ、差別を肯定する報道姿勢ではないのか。
いきなりここで、自分の子供の頃の話をする。
今回の、高岡のフジ批判騒動で真っ先に頭に思い浮かべたのは、自分が小学校の頃、無理矢理クラスに組み込まれた自閉症の男の子がいた事。授業中騒いで妨害するし、女のコには暴力を振るうし、昼休みのドッジボールもルール無視で滅茶苦茶にされた。だが、彼の少しでも暴力を抑えようとしたり、仲間から外そうとすると保護者や担任が飛んで来る。飛んで来て何をするかといえば、その男の子に手を出すな、我慢しろ、仲間外れにしてはいけません、という命令。その頃は子供だから、自閉症という言葉すら知らなかったのだけど。今思うと、自分の子供を障害者だと認められない親が養護学校ではない普通の学校にねじ込んだんだろうな。
そんな事が繰り返される内に、次第にその自閉症児に対する怒りよりも、保護者や担任がそれを強いる理不尽さに対する苛立ちが勝る様になった。「韓流ドラマは安いから買われているだけ」？ いいや、嘘だね。先ほど述べた様に、根底にあるのは障害者に対するのと同じ、弱者に対する憐憫と労りのポーズ。そして長い時間を掛けて浸透させてきた「日本は朝鮮に対して酷い事をしました」という歴史の刷り込み。それがあのフジテレビの韓国に対する媚びに繋がっており、多くの人は言葉にはしないが、そのTVの傲慢な価値観の押し付けを肌で感じたからだ。被差別者を庇護して、絶対正義の立場に身を置こうとするのは伝統的左翼の専売特許だが、その欺瞞がネットによって周知されているのに、まだ気付いていない馬鹿がいる。
高岡のあの発言は単なるきっかけに過ぎない。これまで、この問題についての意見を眺めてきたが、最低でも日韓WCの事例を語らずに、このフジテレビ騒動が語れるはずがないと思うんだけどね。「日韓戦だろうが韓日戦だろうがどっちでもいいじゃん」ってｱﾎか！ ここは日本だぞ。日本人が日本国内で流す日本語のニュースで、どうして韓日戦になるんだよ。誰に向けて放送してるんだよ。あくまで“日韓戦”は略称だぞ。フジテレビは「相手国がホームの場合は相手を先に表記する決まりでした」って言い訳してるけど（実際、女子W杯でなでしこジャパンがドイツと対戦した時は、「ドイツ対日本」となっていた）、誰に向けて韓日戦と呼称するのか。日本語の分からない韓国人にとっては「ニッカンセン」と「カンニチセン」の違いなんて知った事じゃないと思うぞ。
けったいなのは、日韓WCの時に「日韓WCじゃなくて韓日WCと呼べ！」と韓国がイチャモン付けてきてたんだよね。2002 FIFAワールドカップの「大会呼称問題」の項を見ての通り、当時、日本国内での呼称でも韓国→日本の順にせよ、と押し付けをしてきた事実は記憶に新しいだろう。他国が、自分の国で放送する際に自国を先に呼ぶのは勝手だし、自由だよ。でも、自分の国の呼称を先に呼べだなんて他国に強制するだなんて異常だし、自国を差し置いてわざわざ他国を先に呼ぶなんて狂っているとしか思えない。しかもその対象は韓国だけ。米日戦、中日戦なんて聞いた事も無いぜー？
明日の8/21に、8/7に引き続いて大規模なフジテレビ抗議デモが行われるらしいが、その批判者は相変わらずデモ参加者を「レイシスト」を罵るのだろう。しかし、これらのネットユーザーの怒りの源流を作ったのは、他でもないフジテレビを初めとするマスコミ各社だ。朝鮮人大好きな方達が様々な手段を使って邪魔してくるだろうが、奔流となったこの動きはそうそう止められやしないだろう。
