横田さん、水面下の交渉に懸念表明

http://www.sankei.co.jp/news/040107/0107sha099.htm

 横田代表は、拉致被害者、地村保志さん(48)の父、保さん(76)が「日本政府は北朝鮮のメンツを立てて謝るべきだ」と発言したことにも触れ「今までの家族会の立場では、謝罪は好ましくない」と反対した。

孫のキム・ヘギョンちゃんに会いたい、と一度は北朝鮮訪問を希望したが家族会の反対で断念した横田パパと、息子夫婦が帰国した地村パパとの立場が逆転してしまった印象を受ける。地村さんには気の毒だけど、被害を受けた国民の側の政府が”犯罪者”に謝罪するのは筋違いだし大きな誤まりである。謝罪したところで相手は嵩にかかって要求をエスカレートさせるだけで、マイナスになれど何のプラスも望めない。最近、蓮池兄も地村パパと同じ発言をしているらしい。でもそれはまさに北朝鮮が望んでいる状態であって、家族会の分断工作が目的なのであろう。ヤツラにとって、”メンツ”なんてものはどうでもいい。カネ・カネ、メシ・メシが欲しいだけの条件闘争に過ぎない。
 
敵は北朝鮮なのであって、家族会同士では決して無いはずだ。それを見極める能力は、政治家はもちろんのこと日本国民にも求められている。