ラストサムライ」観てきました。
またも川崎シネチッタというシネコン
元旦に、ニモを観に行った時はネットで予約してたんだけど、今回は飛び込みで。
案の定人で溢れ返っていて、午後イチの回で観れるが心配だったけど
(夜に用事があったので。この回を逃すと次回終了が19時を越すから)
残り5席のところでぎりぎりセーフ。
とは言っても、会場の端っこでも画面がちゃんと見える場所だったので
かなりラッキー。やっぱシネコンは良いな。


で、肝心の映画の内容だけど、かなりイイ!です。
幕末の事情によほど通じてないと、あそこまでの脚本は書けません。
後ろの席に座ってた女子高生よりよっぽど日本の歴史に詳しいだろう。
つーか、お前ら上映中に何故そんなに席を外す?
柔らかいシートだから、ぶつかった時に衝撃がガンガン来るんだって。
年末に読んだNewsWeekで、「この監督の、日本の歴史に対する理解度が低い」
というアメリカ人評論家の批判があったが、全くそんな事は無かった。
そういう批判は、「鎌倉幕府」と「江戸幕府」の区別を付けられるように
なってからやろうぜ(笑)。
主役のオールグレン大尉(トム・クルーズ)が惹かれた勝元のモデルは、
西郷隆盛」「河井継之助」「神風連」かな。
政策論争で敵対し、勝元を始末したい大村は「大久保利通」「大村益次郎」辺りか。


でも、ちょっと気になったところ。


西欧列強の圧力から日本を守る為、近代化を推し進め武士階級を廃止しようと
していた大村は結局武士の潔さを忘れた、私欲にまみれた小悪党レベルの
人間として描かれる事になってしまった。
善悪をはっきりさせたいハリウッド式、と言えばそれまでだけど武士階級を
褒め称えるばかりで、近代国家を目指す為に苦心した新政府の苦悩には触れられて
いないのが残念。
武士を捨てた葛藤や、友を裏切る後ろめたさの描写があれば物語にもっと
深みが出たような気がする。


そしてタカを演じる小雪の着崩した着物がエロっ!
最期の戦いに赴く(死にませんが)トムに、無き夫(トムが殺した)の
甲冑を付けるシーンがあるんですが、小雪の手付きがとてつもなくイヤらしいです。
下手なベットシーンより。
エロに日本的情緒が有り過ぎですよ。
これホントにアメリカ人が作ったのか?
でも、エロくてバンザイ!!


あとは、後ろにいた女子高生。
席でメシ食ったらゴミはちゃんと捨てて帰れ!
お前達は将来、片付けられない主婦に絶対なる!なる!なるぅ〜!(by カレイドスター
(↑死にたい)

最後のは映画とは関係無いけどな。



晩には、久しぶりに西村塾の幹事会。
やるぜ、富士山登山。