真珠湾の真実

この手の映画では、真珠湾攻撃は日本の一方的騙まし討ちという悪評が課せられているけど、もうちょっと視野を変えてみて「真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々」(ロバート・B・スティネット ISBN:4163575308)を読んでみて下さい。
要は、ルーズベルト大統領は日本軍の攻撃を知りつつ、戦争回避の世論をWWⅡ開戦賛成に傾ける為にその情報をあえて握り潰したという内容。ブッシュが9.11同時多発テロの情報を隠していた論と似たような感じで、トンデモっぽい香りがしなくもないけど、当時の世論や世界状勢を知る上でも勉強になる本です。でも、面白みに欠ける日本訳のせいか、途中で投げ出しちゃってます。でも、ハワイで活動していた超チャランポランなスパイ森村の行動についての記述は結構笑えました。
  
追記:なんだ、ほぼラストまでアメリカ軍やられっぱなしかよ!こりゃヤンキーに受けずに興行失敗するのは当然だな。