イラク邦人人質解放:郡山、今井さん会見−−「初日に撮影、死の恐怖」(毎日新聞)

http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/05/01/20040501ddm001040132000c.html
 
どうもツッコミが甘いな。人質の自作自演を匂わせていた産経ですらこの有様・・・と思っていたら、どうやら
http://www4.diary.ne.jp/user/401628/

「朝生」で三馬鹿記者会見が予行演習をやっていた事が暴露された。じつは質問の事前検閲があり、生放送も許可されないという異常な記者会見だった。あんなものは記者会見ではない。そう、まるで共産主義国家の情報統制だ。価値のないニュースを拉致家族の国民大集会より大きく扱ったメディアは万死に値する。日本が現実に受けているテロの被害をどれだけ真面目に考えているのか? 三馬鹿事件に北朝鮮の謀略の匂いがすると前に書いたが、そんな想像を裏付けるメディアの報道ぶりだ。

こういう事態だったらしい。いや、自分も「朝まで生テレビ」を観てたけど、あまりにも下らない議論が続くんで、つまらなくなって寝ちゃいました。つーか誰だ、あのイラン人の女呼んだのは(笑)。

しかし、この日の日記*1に書いたように、やはり真相は闇に葬り去られそうな感じがする。だが、そこを追求すんのがジャーナリズムじゃねえのかよ?いくら事前検閲があろうとも、元・人質がPTSDになろうとも、明らかにおかしいものをおかしい、と切り込む勇気を持たない現在のマスコミの病理は大きい。
 
また話は朝生に戻るが、番組上では自作自演問題に関しては「ネットのデマであり、根拠が何も無い」という前提に立っており、あの小林よしのりも「それ(デマ)を信じたり、人質家族の家に嫌がらせの電話を入れたのは産経読者に違いない」(!)とまで言う(そういうレッテルを貼られるのを一番嫌がってたアンタがそれを言うか)。だが、彼らの拘束事件そのものが謎、というか疑問だらけである事は今もなお全く解消されていない。何か特殊な事情が無ければ、あんな茶番丸出しの記者会見なぞせんだろう。全く馬鹿馬鹿しい。この馬鹿達と、こいつらを煽って奉り立て擁護するマスコミや知識人、またこれに同調している一部の脳つるりんはてなユーザーの存在、全てが馬鹿馬鹿しい。だが、だからと言って放り投げる訳にもいかない。これも、この事件が起こった頃から日記に書いてきた事だが、敵は明らかに日本の政治、世論の破壊活動を行う為に仕掛けてきている。
 
↓似たような事を思っているはてなユーザー
http://d.hatena.ne.jp/guide/20040430

擁護派の言う「それはこうとも考えられる」とか言う以前に、そもそも「記者会見でそれに触れないのがおかしい」というのだ。皆が疑問に思っている部分に一切触れられないのが、とにかくすごく不自然。だいたいが、本来そのための記者会見ではないか。一つとして質問らしい質問が出来ない記者達は、どっかから「箝口令」がしかれているのか?そうとでも考えるしかこの不自然さは説明できない。好き勝手な事を言っている2人に対し、「口枷」を噛まされているのは、どう見たってマスコミのほうだ。
(略)
にしても事件の真相を闇に葬ろうとする「真相隠蔽派」が、「人質擁護派」と偽って必死で論点のすり替えと「真相究明派」叩きをしまくってるなw 

今、テレ朝やTBSが必死になってやっている、「自己責任論バッシング」がそれですね。テロリストと組んでしまうマッチポンプ馬鹿がいるけれども、面と向かって「売国奴」と表現する事も出来ないから、せめてもの「自己責任」の言及なんだろうけど。でもそれを逆手に取って「税金を払ってるのに国家は国民を守らないのか」という都合の良い要求ばかりするアカにはやはり「反日的分子」というレッテルを貼るしかないじゃないのか。いいじゃん、本人が認めてるんだからさ。あれ、でも国家に保護を求める前は「地球市民」じゃなかったのか?それじゃ国連にでも救出をお願いすれば良かったのにな。しかしこいつらの安全を保障するのは、結局のところ日本という祖国であり、他国に入国する為のパスポートの表紙を飾るのは菊の御紋だ。