日本政府への抗議声明

(http://www.emaga.com/bn/?2004120093095639002290.3407)

李登輝氏とその家族に同行するメディアの記者の中で、中国の新華社の記者だけが『日本外務省から特別な待遇を受けている』として、台湾人記者たちの注目を集めている」(自由時報)という。
台湾メディア各社の報道によると、新華社の記者の名は呉谷豊で、12月28日の李氏の名古屋市内の観光で、日本や台湾の記者が、警備の警察の阻止によって李登輝氏から強引に切り離され、混乱が多発する中でも(例えば産経新聞記者と警察との衝突など)、この人物だけは何度も阻止を免れ、つねに同氏から極めて近い距離にいることを許され、ひとり盛んに写真を撮っているのだという。
「台湾日報」の同行記者はこの特別待遇が、「日本の外務省中国課や交流協会の人間と関係しているの」との台湾メディア団に一致した見方を伝えている。また「日本政府が中国との関係が悪化するなか、来年春の温家宝の来日を日中関係改善の象徴とするため、李登輝前総統の言動を制限した」結果だとの観測もあるという。
いずれにせよ、日本政府によるこのような振る舞いは、李登輝氏の発言で中国が怒ることを恐れるがための報道規制だ。そしてそれは同時に、日本政府が自ら進んで中国の言論統制下に入っていることをも意味している。
日本は明らかに民主主義を放棄しているのである。今回の李氏の来日は三年前と同様、日本政府の醜悪な媚中心理をあぶりだしたのであり、「李登輝効果」の大きさにあらためて驚嘆するばかりだ。
日本政府はただちに台日メディアの報道の自由言論の自由を保障しろ!たとえ「警備」を口実にするとしても、少なくとも「中国人記者なみ」の自由を認めろ!
そして、大局的見地から日本政府の自由束縛に甘んじている李登輝氏の誠意に、少しはこたえてみろ!

やれやれ。ビザ発給で鼻高々となったかと思えば、影ではこういう規制どころじゃない、報道弾圧を行っているのが小泉政権だ。アメリカに渡り、議会で北朝鮮の実情を明らかにしようとした元・北朝鮮政府高官の黄長菀(ファン・ジャンヨブ)氏が、韓国から付き添った警備員に激しい妨害を受けた事があった。そのメンタリティは半島人と大して変わりがないようだ。「一市民として、日本を旅行したいということですから断る理由はない。まして日本の大学を出ているわけですから」じゃねーよ。前回のビザ申請の時*1だって、李登輝さんはただの民間人だっただろ。それにこんな日本を応援してくれる素晴らしい方に対して「断る理由はない」とは無いもんだ。貴様が名古屋空港にまで出迎えに行くぐらいまで歓迎すべき人物なんだよ。
 
お願いだから、そろそろ靖国参拝を止めてもらえないかな小泉さん*2
 

*1:慶応大の三田祭に訪れる予定だった

*2:中途半端に参拝するぐらいなら、後々の首相の為にもさっさと屈してくれ。そして一刻も早く辞任して欲しい