政治家の本質

フジ系列の「報道2001」に安倍晋三が登場。北朝鮮工作員朝日新聞NHKの相関図を描いたフリップを持ち込んで説明をし完膚無きまでの勝利。前回に登場した中川昭一とうって変わって、しっかり黒岩アナウンサーの誘導尋問への対策を練っていたね。
 
しかしこれで一般視聴者に対して朝日新聞の胡散臭さを史上無いほどに知らしめる事が出来たのだから、嬉しい事には違いないが、いかにも下らない騒ぎだったね。以前、自分の日記では(id:kikori2660:20050116#p2)ではこんな事を書いた。

この問題が「北朝鮮の工作」というのは既にハッキリしているので、グダグダと“政治圧力か?”などと引き摺る話じゃない。圧力をかけたというのなら、それは“良い圧力”“政治家としてやるべき圧力”なのだよ。

で、我が師「西村眞悟の時事通信」平成17年1月28日では何と書いているか。

馬鹿らしいので今まで黙っていたが、以下申し上げる。
 
NHKの番組に対して、国会議員が「馬鹿な番組である」等、いくらでも言っている。これが言えない国会議員は、無能である。つまり、言論表現に対して、優か良か可か不可か、を国民が言うのが民主主義社会であり、その国民から選ばれた国会議員は、さらに、いつも、それを言うだけの見識を保持していなければならないのだ。そして、国会議員は、その意見を表明することにより、その意見に対する国民の審判を受ける立場にも立つのである。そうでなければ、国民は判断材料を失い、そもそも自由主義社会が成り立たないではないか。(意見の無い、出ない社会は、全体主義社会である)
 
ましてをや、国民から集めた金で番組を作っているNHKの予算編成を審議し、そのNHK作成の予算が良いのか悪いのか結論を出すのが国会なのだ。よって、NHKに関しては、一般より更に、「あんな,あほな番組を,国民から集めた金で作るな、作りたかったら、民営化して企業から集めた金で勝手に作れ」と言わねばならないのが,国会議員である。

今回の問題になっている番組が、あまりにも下劣であるのにこれが見過ごされ、それどころか、正論を言った国会議員が逆に、「言論弾圧」という匕首で攻撃されたということは、NHKはもはや国民からお金を集め、国民から預かったお金で番組を作る資格がなくなったと言うことを意味する。加えて、鬼の首を取ったかのように報道した朝日新聞は、国民新聞というより、左翼系セクトの機関紙の本質を先行自白したものと解釈すべきである。
 
要するに、今回の「女性戦犯法廷」と、それに関するNHKや朝日新聞のことを思うだけでも、汚らわしい。

やっぱシンゴは一味違うぜ!