(http://www.nintendo.co.jp/ds/dsconference/index.html)
改めて公式発表を受けるまでもなく、ニンテンドーDSとソニーPSPの決着は付きましたな。この二機種が発売される前に、○○○通からゲーム製作会社に「どちらに魅力があって、最終的にどちらが勝つと思うか」というアンケートが来てたんで答えたんだけど、勝ちの予測の方は見事に外れました。社内で、プライベートでPSP持ってるヤツは一人しかいないしねぇ。俺自身も前回の仕事で初めて触ったくらいだし。やっぱね、DSは作る側にも優しいよ。基本的に扱う画は2DCGで、やってる事はケータイのアプリと大して変わらない。3DCGソフトのように習熟に時間が掛かるものを使わなくていいし、その環境を揃える為に莫大な投資をしなくても良い。いや、別にPSPでも無理矢理3DCGのゲームを作る必要は無いはずなんだけど、何故かPS2の移植やら大枚叩いて見栄えのするモノが出来上がって来ないとS○Eは認めないらしいよ。アホか何様かって感じだけど。
もうそろそろ次世代機の時期だが、大手メーカーはともかくウチのような弱小にはかなり辛い。だって、次世代機ではPS2以上のグラフィック性能が求められるからこれまで以上の開発費（人件費含む）が掛かる事は確実。でも、ユーザーには関係無い事でしょ？例えば、2○00円で売ってる某シリーズなんかはXbox36○に主戦場を移すっぽい流れだけど、さあ新しいマシンですよー開発費も2○00万円*1から3600万円に跳ね上がっちゃったから、どうぞお客様3600円出して下さーい！なんて言ったって誰も出さんよな。俺だって出さない。しかもこのデフレの時代だぜ。パブリッシャー（販売元）も辛いだろうけど、一番キツいのはデベロッパー（製作元）に所属する俺のような末端社員だろって話。開発費は据え置き（もしくは更に下がる）・ゲームのクォリティは上げなきゃいけない・開発期間も短か目に・人件費を下げる為に人手が絶対的に足りなくなるetc.寒いよ寒い。某ゲーム評論家は「マシンの進化を横目にして何故、悲観的な話ばかりして、明るい展望を語らない？」なんて語ってたりするけど。え、どこの世界の話ですか？って感じ（苦笑）。ゲイツが派手にやってる撒き餌だって海底には届きましぇ〜ん！
で、また話をDSに戻すとして。村上龍の小説じゃないけど希望も無く、更に金も無いゲーム業界*2という海にふっと差し込んだ一筋の光がDS（言い過ぎか）。「ニンテンドーWi-Fiコネクション」の話なんてワクワクしてくるでしょ？
nintendogsでも使われてる「すれちがい通信」が進化すると面白いなぁ、なんて思ってそれを想定した企画書を書きかけてたんだけど、もっと夢が広がりそう。中断したアレを復活させるぜ！*3これだよ、コレ。そして、この日の日記(id:kikori2660:20050710#p1)でアイデア出しした漢字書き取りゲームが本当に発売されるらしい。
やっぱこんなのは誰でも思い付くもんなんだな。
◆「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のＤＳトレーニング」
(http://www.nintendo.co.jp/ds/dsconference/page04.html)
ちなみに前作はこれ。
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2005/05/19
- メディア: Video Game
- 購入: 13人 クリック: 183回
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最近全くプレイしてません。最後にした事と言えば日付けのクリアアイコンを、オ○コマークに変えた事ぐらいか。
