外交関連ニュースへの短い感想

◆中国次官訪日、東京で6カ国非公式協議へ
(http://www.sankei.co.jp/news/060406/sei091.htm)

中国外務省は6日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で議長を務める武大偉外務次官が訪日し、9日から東京で開かれる国際学術会議に出席する各国首席代表と会談すると発表した。訪日中のロシア首席代表のアレクセーエフ外務次官も同日、同会議に出席する考えを示唆しており、各国の首席代表が東京に顔をそろえ、昨年11月以降中断している協議再開に向けた調整が行われる見通しだ。
 
中国外務省の劉建超報道官は6日の定例記者会見で、「武次官は会議には出席しないが、6カ国協議の各国首席代表と接触、日程について意見交換を行う」と述べた。
 
北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官は同日、北京に到着し、訪日を前に6カ国協議について中朝間で協議したもようだ。

ふーん。まさかアメリカに金融制裁を喰らって青息吐息の北朝鮮を助けてあげる話し合いじゃあるまいね?日本の金を使っての。
 
◆麻生外相「横田めぐみさんの夫は拉致被害者」との韓国報道否定
(http://www.sankei.co.jp/news/060407/sei030.htm)

麻生太郎外相は7日午前、韓国紙が北朝鮮による日本人拉致被害者横田めぐみさんの夫とされるキム・チョルジュン氏が、日本政府のDNA鑑定の結果、韓国の拉致被害者男性であると確認されたと報じたことについて、「ありません」と述べた。
 
麻生氏は、鑑定結果が来週以降に判明するとの見通しを明らかにした

ふーん。それにしても来週以降とは随分時間が掛かるものだなぁ。
 
◆6カ国・日朝協議進展に期待 首相と官房長官
(http://www.sankei.co.jp/news/060407/sei056.htm)

小泉純一郎首相は7日昼、北朝鮮の金桂寛外務次官ら6カ国協議の各国首席代表らが出席して東京で開催される国際会議に関し「誠意を持って少しでも前進するような会議になればいいと思う」と述べ、協議再開に向けた進展へ期待感を示した。
 
これに先立ち、安倍晋三官房長官は7日午前の記者会見で、国際会議にあわせて日朝協議を行う可能性について「機会があれば話し合うことはある」と述べた。安倍氏は日朝協議に関して「対話と圧力という基本的な考え方で、特に重要な拉致問題の解決を目指している」と強調した。

ふーん。圧力か。楽しみだけど。
 
◆めぐみさんの「夫」の「DNA鑑定結果は11日以降」
(http://www.asahi.com/politics/update/0407/003.html)

鈴木官房副長官は6日の記者会見で、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫だったとされるキム・チョルジュン氏が韓国人の拉致被害者かどうかを調べる政府のDNA鑑定結果判明の時期のめどについて「11日以降かと思う」と述べた。
 
政府は2月、韓国の協力を得て77〜78年に北朝鮮に拉致されたと見られる男性5人の家族から血液などを採取。めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんのDNA情報と符合するか鑑定している。

ふーん。この国際会議には間に合うのかね。たぶん間に合わないんだろうな。
 
万景峰号:今年最初の入港を中止 保険更新が遅れ
(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060404k0000m040152000c.html)

北朝鮮の貨客船・万景峰(マンギョンボン)号が11日に予定していた今年最初の新潟西港(新潟市)への入港を中止することが3日、分かった。在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連、東京都千代田区)は「保険の更新が遅れたため」と説明している。同船は2回目の入港予定日だった24日に初入港する予定だ。
 
朝鮮総連は今年初め、同船の今年の運航回数は17回で、最初の入港予定日は11日とホームページで公表していた。しかし、改正油濁損害賠償保障法で義務付けられている船主責任保険の更新手続きが遅れ、入港手続きが間に合わなくなったという。朝鮮総連の担当者は「更新自体は終わったが、11日の入港手続きを強行すると関係機関などに迷惑がかかる」と話している。24日以降の入港予定は変わっていない。
 
同船は、同法施行後の初入港となった昨年最初の運航でも、同保険の加入が遅れ、スケジュールを約1カ月遅らせて入港した。

ふーん。そういやこんな“自称”圧力もかけていたっけね?
 
◆万景峰、24日に新潟入港へ 国交省が入港証明再交付
(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060407/20060407_067.shtml)

国土交通省は7日、北朝鮮の大型貨客船「万景峰92」に、日本の港へ入るのに必要な入港証明書を再交付した。在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)によると、これを受けて万景峰は今月24日に新潟港へ入る予定。万景峰の入港は昨年10月以来で、今年は初めて。
 
再交付は、政府が外航船に加入を義務付けている船主責任保険の契約を、万景峰が更新したのに伴う措置。当初は11日の入港を計画していたが、保険の更新手続きが遅れていたため入港を中止した。
 
国交省によると、船舶による油濁事故の処理費用を賄う船主責任保険の契約期間は通常1年間で、毎年更新が必要。保険加入を示す証明書も更新のたびにあらためて交付を受ける必要がある。入港証明書の有効期間中は何度でも入港ができる。

ふーん。「アッと言う間の再入国許可証交付」(id:kikori2660:20060306#p1)と同じような結果に終わっちゃったね!