日本国首相の条件

安倍氏、4月に靖国参拝してた 例年どおり
(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/13462/)
はいはいはい、そう来ましたか。「一度行ったから、今年はもう行く必要は無い」と。これは安倍関係者からのリークなわけだな。まあ小泉信者改め安倍信者は「終戦記念日に拘る必要は無い」とか「安倍ちゃんが首相になれば更に売国勢力が一掃されるのだから、英霊は大目に見てくれる」って言い出すと思うんだよね。あ、もう言ってるか。8月15日の参拝を2日前倒しにした小泉と大して変わり無さそうな予感。森派を抜けて、派閥の影響(森喜朗の制止)を断ち切り、終戦記念日靖国参拝に行く可能性が大きくなったか!?と思いきや、どうも思い切りハズレのようです。
 
「なんだよ、安倍よりも売国奴の谷垣の方がいいってのか?」
 
あーはいはい、それはもう聞き飽きました。5年間たっぷりとそのテの言葉の空虚さを味わってきたからね。まあそれに易々と乗っかる阿呆な自称保守こそが悪いっちゃあ悪い。そうした苦し紛ればかり小泉から受け継いで、どうするんだろう?
 
以前から述べている通り「終戦記念日靖国参拝程度の事が出来ない、首相にすらなっていない一議員に対するプレッシャーすらはね退ける事が出来なくて、一体何故「北朝鮮に全面的経済制裁を与えて、拉致問題の解決に向けて圧力を掛ける」事が出来るのか不思議でなりません。小泉はもうどうでも良いです。そもそも「終戦記念日靖国参拝」を公約に掲げて総裁選に出馬したのはコイツの方であって、それを5年間為す事無く、辞める直前でやってもらっても何を今更、と言ったとこでしょ。
 
反発を覚悟で申し上げると、現在の日本を襲っている拉致問題靖国問題憲法問題、そして東京裁判を含んだ歴史問題も全て同根の病理に基づいているように思える。その闇を切り払う覚悟と確固たる政治思想を持つ人物こそが日本の首相に相応しいと考える。しかしそれを満たす人物は決して多からず「よりベターな人物を応援すべきだ」といった盲目的な議論に陥りがちだが、これまでの小泉政権の5年間の出来事を想起し、常に監視の目を怠ってはならない。つーか「安倍ちゃんが8月15日に参拝しなくても英霊は大目に見てくれる」みたいな言い出したら、古賀誠とか石田衣良とかと同レベルだとみなすから(笑)。というわけで、自民党総裁首相候補には以下の条件を満たすべく努力を求めたいと思います。
 

  1. 日本国憲法改正*1国防軍の設立
  2. 日朝平壌宣言の破棄、全面的経済制裁の発動
  3. 終戦記念日靖国神社参拝

 
これがとりあえず、です。

*1:そう言えば、小泉がこの公約を掲げていた事を覚えている人はどれだけいるのだろう