元道産子の密かな誇り

◆コメ異変、北海道産の人気上昇
(http://www.asahi.com/life/update/0818/006.html)

「まずい」とされ多くが政府に買い上げられる「やっかいどう米」のイメージを覆す出来事が6月に起きた。コメ価格センター(東京)の取引で道産「ほしのゆめ」の価格が東北や関東産のコシヒカリあきたこまちを上回ったのだ。農水省がまとめた6月までの年間需要量も北海道産が前年比24%増え、新潟産を抜いてトップに躍り出た。一方で、新潟産コシヒカリや秋田産あきたこまちの多くが売れ残り、政府買い入れに回された。「子どものころと比べると冬が来るのが1カ月遅い。雪の深さも半分くらいになった」と語るのは、業者の訪問を受けた北海道旭川市の市川彰男さん(57)だ。水田では農業を継いだ長男が試しに植えたコシヒカリ系の新品種が勢いよく育つ。北海道米の不人気の原因には、冷害による供給の不安定さもあった。だが、昨年は全国一の豊作になるなど、品種改良の成果もあって収量が安定してきた。北海道大大学院の岩間和人教授(作物学)は「かつて4年に1回は起きた冷害が、近年は10年に1回ほどになった。稲を比較的作りやすい気候に変わってきたのでは」と話す。

駒大苫小牧が出てくる前の弱い高校野球といい、この「ほしのゆめ」が出てくる前の米の時代を知っている身としては、地元に対して思い入れはそんなに無い俺だけどもほんの少しだけ誇らしい気持ちになる。そう言えば「きらら397」とかってどうなったのかな。