現実の北方領土・領海問題はさておき、この漫画を思い出した。もう十年以上前の作品である。
- 作者: 高橋ツトム
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/07
- メディア: コミック
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主人公は新宿署の刑事、飯田響也。この漫画の舞台はもちろん新宿が中心なのだけど、時折単行本を丸々使い、犯人を追い詰める為に海外にまで飛んでドンパチしまくる話。どうしてそこまで危険と隣合わせになってまで、犯人を倒す(逮捕する、じゃないw)事に執念を燃やすのか、と連載の間さんざ飯田の特異な過去について匂わせていたが、結局その謎は謎のまま完結(笑)。それはさておき、この6巻はロシアとの密貿易の歴史を持つ、架空の「国無島」が舞台。そこに核物質、ロシアンマフィアが絡んで・・・というお話。まあ、根室のこの事件とはあんまり関係無いけど(無いのかよ)。でも高橋ツトムの筆の迫力、黒と白のコントラストで描かれる北海道の孤島の雪と荒波が良い。地雷震で一番好きな巻なのよね。