今週のTVタックル

政治家ではなく政治評論家達を集めて、安倍内閣の評価や核・北朝鮮問題についての議論。そのほとんどが保守派で占められていたが、彼ら(八木秀次とか三宅久之など)論調が産経新聞「【安倍内閣1カ月】(下)したたかさに強運」とほぼ同じになっていて、非常に気味が悪い。相変わらず「安倍さんは河野談話を“骨抜き”にしようとしている」といった類の論法が目立つんだな*1。その辺りを、番組中に常にサヨク的論調でツッコミを入れる大竹まことに珍しく同調してしまった。ビデオ出演した評論家の屋山太郎も、安倍訪中に対して産経新聞上ではたしか「朝貢外交だ」と激しく批判をしていたはずなんだが。小泉政権太鼓持ちの汚名返上か?と思いきや、その発言はやっぱり安倍マンセーになっちゃってました。同じくビデオ出演した稲田朋美議員はさすがに必死で安倍を擁護する八木などとは一線を画して「政治家なら行動で示すべき*2。でもまだ安倍さんを信じている」と言い切る。まだこの方が可愛げがあるよなあ。ところで稲田議員のTVタックルにおけるポジションって一時期の西村と似ているような。

*1:安倍政権のブレーンは八木秀次じゃなくて実は、阿比留瑠比記者じゃねーの、と最近思ったりしてw

*2:つまり産経や八木のようなおかしな擁護に守られて安穏とするな、という事だろう