ソフトバンクのCM

最近評判がえらい悪いCM。

「あ、いいよ、私にかけるとお金かかるし・・・。」
「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし」

ソフトバンクのケータイを持っていないが為、友達からハブにされる可哀相なキミちゃん。おそらく、これには次のバージョンがある。キミちゃんのお父さんは職場の人に、お母さんは近所の奥様方にハブにされるのだろう。でもシリーズの最後には、家族皆で目出度くソフトバンクに加入、全員ハッピーになるに違いない。わーい。
 
このCMがムカつくのは「そんなベッタベタで、観た人全員が鼻白むような展開を堂々とやっちゃう俺らってスゴい!」という演出家(もしくはソフトバンクそのもの)に無意識の内に反感を覚えるからではないだろうか。
 
なんだろうね。“ちょっと反感を買うかもしれないスリリングな演出を出来ちゃう俺らカッコ良くね?”臭をプンプン漂わせて、本当に反感を買っちゃうこの体質って、ソニーにそっくり。アメリカで反発食らった、あの白人女と黒人女が掴み合ってるあの看板とか。なんなんだろうね。表現するのが難しい、こいつらのダサさってさ。