お仕事

マスター前から既に赤字が決定している今回のプロジェクトについて、タバコを吸いながらスーパーディレクターと談笑。「これまでの体質のまま、つまらないものを量産し続けていてもしょうがない。だから冒険が必要だったんだ!社を変えていくには赤字覚悟でもやるしかなかったんだ!!そう思わない?」
 
…………そのとばっちりをモロに被ったのが、たった今、お前の目の前で話している男なんだが。コイツの立場でそれを知らぬはずがないだろう。一瞬殺意を覚えたが、特に何かを含むところは無さそうで……どうやらあくまで天然のようだ。