今日買った本

月刊WiLL 6月号

西村の寄稿があると聞いたので、初めて買ってみた。
 

 
一番面白かったのが金先生の文章で、要は『たいした実績も無いのに、次は維新の会に期待するぜ!って人は自民にお灸を据えるんだと言って民主党に投票した奴らと同レベルって事よ』って話。
 
いや全くです。橋下にも不信感を持っているらしく、その理由として

懸念もあります。〇七年、橋本氏が光市母子殺害事件の弁護師団に反発、世論に向けて「誰でも弁護士の懲戒請求ができる」と訴え、大衆を大いに煽ったことがありました。
 
ところが、私が橋下氏に「あなたも懲戒請求をやったの」と聞いたところ、「やっていない」と答えたのです。「それは無責任でしょう」と言ったら、どうもそのあと自分でも、懲戒請求をしたようですが、そういう過去も考慮すべきでしょう。橋下氏は民衆を煽るのは上手なのでしょうが、その後、本人がどのように実行したのかまで有権者は見届けて判断する必要があるのです。
 
アピール能力があることと政治で実績をあげられるかどうかは別です。にもかかわらず、本質を見極めもしないうちからめくら判を押すことは、本当に愚かなこと。総理候補だなどと持ち上げることが、結果的には橋下氏を潰しかねないのです。

と、ある程度のフォローを入れているけども。
 
自分も、橋下が大阪府知事に当選した日の日記(id:kikori2660:20080127#1201441743)で触れた通り、橋下に煽られて懲戒請求を行った人々が逆に弁護団に訴えられて逆襲を受け様とした際、その時の態度が明らかに逃げ腰で、コイツは信用出来ないなーと思ってた。いざという時、仲間を裏切って売る危険性を感じたのだ。
 
あの時にこの男の本質を見極めていた保守派は多かったはず。