企画会議

以前の企画部内の会議で、同僚に絶賛された企画書を持って意気揚々と参加したが、轟沈。偉い人が一人しか参加しないと、その人の主観のみで終わっちゃうのよねー。それに、あれだけターゲットを絞って説明してんのに、ターゲット層がよく分からない、って感想は何だよ。○ね。
 
ただ著作権的に、そのネタは使い辛いらしいので、その辺をクリアして再チャレンジするしかないな。
 
しかし、コンシューマー部署の人達の考えるソーシャルゲームってお気楽でいいなー。イラストレーターは某ロボットアニメキャラデザの人、シナリオは直木賞候補だったあの作家、音楽は有名RPGのBGMを担当してCDばんばん出してる作曲家、ボイスはフルボイスで人気アニメの声優陣をそのまんま全員出します!しかもプリプロ版(パイロット版)の予算○千万円で〜すって、ってどんだけバブリーなんだよ、感覚が。つーかどんだけ企画書内で“リッチ”って言葉を使ってんだよ。幽霊でも出すつもりかお前ら。それが通るんだからこの会社怖い。
 
だけど、コンシューマーでも○万本突破の実績を持つプロデューサー達が、これはイケるね〜と言ったら、これっぽちも実績も無い単なるヒラ社員の俺が反論出来るわけもなく。
 
ゲームサイクルやマネタイズフローも欠片も存在しない、スタッフだけはやたら豪勢だけど、運営経験がゼロの素晴らしいソーシャルゲームが出来上がるぜ!