イラク邦人人質事件

公安幹部は「声明の論理展開を含め、これまでの中東系テロリストと微妙に違う。妙に『日本的なにおいがする』というか不自然なんだ」といぶかしがった。

 

  • 同じく産経の三面「日本人の影?専門家「過激派の文章に類似」

過激派捜査専門の警視庁のベテラン捜査員は「首相が国民の意思を尊重しておらず、自分たちが日本国民の正当性を得たというようなロジックは、日本のマルクス主義活動家が多用しているものだ」と指摘。
 
別の警視庁幹部も
「二回目はイスラムを演出するばかりにもっと奇妙な文章になった感じがする。武装グループに日本人の知恵袋がいるのなら別だが」と話している。

 
一昨日日曜日に放映されたニュース番組「EZ!TV」でも、和田圭
有賀さつきの旦那)解説委員は「本当にイラク人がこんなことを言うのか?
と政府内でもみんな呆れている」と苦笑しながらコメント。
 
例のごとく、 
フジ産経&読売グループ VS 朝日&毎日TBS の戦いになる予感。
  

  • 今日のニッカンスポーツ

11日未明に出した「人質解放声明文」をめぐり、政府内で12日
「日本の国内事情に詳しすぎ、不自然だ」(政府高官)との見方が強まった。
文中に「日本の街の声に耳を傾けた」とあることや「自衛隊の(イラクでの)
存在は不法なもの」とイラク復興支援特別措置法と憲法の整合性をめぐる
国内論争を念頭に置いた記述が目立つため「まるで日本人が書いたような
違和感を持つ部分が多すぎる」(官邸筋)という。
その上で、「友人たる日本人の人々にイラクにいる自衛隊を撤退するよう
日本政府に圧力をかけるよう求める」と政府と国民を区別する姿勢を、
「そういう視点がアラブ世界の人間にあるとは思えない」と分析。
広島、長崎への原爆投下に言及している点などから「イラクのゲリラが
広島や長崎を知っているのか。日本国内の人間とつながっている可能性も
否定できない」(政府関係者)と言う指摘も出ている。

昨日の一面は「北の国から 人質家族支援」という見出しで驚いた。
と思ったら、単に「北の国から」の脚本家が家族の応援を表明したよ
、ってだけで北朝鮮とは何も関係無い記事だった。紛らわしい(笑)。
  

以下は一昨日の妄想の続き。

テロリストと人質家族それに釣られた左翼マスゴミ自衛隊撤退の大合唱
、実際に自衛隊の撤退が実現しなくとも、小泉政権にダメージを与える
事が出来たのだから得意満面の笑みで帰国しようとする人質達。
テレビでひっぱりだこになっている映像を思い浮かべニヤニヤしている。
自分達には輝かしい栄光と未来が待っているのだと。
だが、テロリスト役として雇ったドレイミー一族はそれを許さなかった。
米軍特殊部隊から受ける攻撃のリスクを考えると、日本赤軍から得た報酬
北朝鮮から出資)はあまりに少ないし、金持ち国日本ならもっと多額の
身代金を引き出せるはずだ。そう考えた一族は合意の末に捕らえたはず
だった人質の返還を止め、独自に交渉を始める事にした。
自衛隊の撤退」などはどうでもいい事だが、この魔法の言葉を使えば、
日本国内はハチの巣を突付いたように騒ぎ立て、ホイホイと金を出すで
あろうと確信していた。
そのノウハウは既に同じ日本人から学習したのだから。
 
http://d.hatena.ne.jp/sirane/20040413

人質の家族と市民団体は、日本政府を非難し、自衛隊の撤退を要求し、犯人の温情にすがるという方針で活動してきた。マスコミの多くもそれに同調している。このような状況で重要な駒である人質を誰が解放しようと思うだろうか?もっと解放を引き延ばして、自分たちに有利な条件を引き出そうと考えるのが普通だろう。

こういったご意見もあります。かなり鋭い。