（http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2004_02/g2004022608.html）
うーむ、何だか怪しげな香りがするなぁ。
渡辺謙と共演した「御家人斬九郎」が好きだっただけに気になる。
まさか斬九郎と蔦吉姐さんができてたとは。
と言っても、TV版では互いに惹かれ合ってるものの、顔を合わせる
度に罵り合いのケンカばかりしていたんだけど。
最終回になってもとうとう男女の仲にはならないままシリーズが
終わってしまったが、柴田錬三郎の原作では単に斬九郎の情婦という設定。
陰惨な物語が多いシバレンものの映像化作品の中では、珍しく
カラっと明るい時代劇だった。
第四シリーズのラスト、蕎麦の屋台の前で二人が軽口を
交わしつつも視線を絡め合いながら別れる深夜のシーン。
そしてそこに舞い降りる雪の映像美といったら、「ラストサムライ」の
勝元が桜を見上げて”パーフェクト。”と呟くあの名場面に匹敵すると思う。
シバレンの原作「御家人斬九郎」（ISBN:4101150273）。
アマゾンで検索してみたら画像が用意されてなくて、なぜか
「はじめの一歩」の67巻を薦められてしまった。
他の客がこの二冊を同時に買ったからといって、このオススメは
テキトー過ぎだろ！
