イノセンス それは、いのき。

THE地球防衛軍

どうですかーお客さん!?
 
一昨日ネットで予約して、川崎の東宝シネマズで公開されていた
押井守監督の「イノセンス」を友人と観てきました。
なんだ、初日なのにあんまり入りが良くないな〜。
あれだけジブリが力入れてたのに。
一昨日にネットで予約したけど意味無かったな。
 
前作は2Dの補助の為に3DCGを使っている感じだったが、
今回はトゥーンシェーダでレンダリングした絵がメインになっている
シーンが多くて、あまりマッチしていないカットも目立った。
押井節も全開。
こりゃ攻殻機動隊2というより、攻殻のキャラを使った
ビューティフル・ドリーマー2」と言った方が近いかも。
エンターテイメントという面から見れば、S.A.C.
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)の方がよっぽど面白い。
押井の毎度のパターンが好きな人じゃないと観賞は止めといた方がいいかも。
 
人間も犬も人形も現実も夢も、全てが虚しくて不確実なもので等価値、と
位置付けするのは監督の自由だ。
でも手を変え品を変え、そして世界観を変えても同じ仕立ての物語を
ずっと見せられ続けるのはかなり苦痛。
初めから、CGだけに注目していればいいやと覚悟していたものの
「やっぱり押井だなぁ・・・」という感想しか持てなかった。