正論九月号

毎度お馴染み、サヨクウォッチャー中宮崇の「ここまでやるか!築紫哲也NEWS23の得意技」。築紫の報道を表現する言葉としてもはや定着した感もある「スルー(黙殺)」。あの“反日テレビ朝日の「ニュースステーション」やその後に始まった「報道ステーションですら報道した事件を見事に無視したその華麗な歴史を紹介してくれてます。こうしてみると、圧倒的に北朝鮮関連が多いですね。ざっと例を上げると、

・平成15年5月7日に行われた「拉致はテロだ!大国民集会」のスルー。
北朝鮮にミサイル関連部品を輸出していたとして摘発された「明神」が在日系企業である事をスルー。
ジェンキンスさんが北朝鮮に様々な圧力を受けていた事をスルー。

こうした、築紫がシンパシーを感じる類の国家にとって都合の悪い事は全く触れず、歪曲した事実や反日としか言いようの無い報道を続けてきた姿勢を激しく批判している。公共の電波を利用した立派な政治的プロパガンダ、職権乱用。これぞまさに権力の暴力だ。
 
じゃあどうマスメディア付き合っていけばイイのよ、って考えると、この方の提案。
http://d.hatena.ne.jp/downburst/20040206#p14

(前略)
 あんまりにも観点がすっ飛んでるので、「バカらしい」と思ったら笑って流してください。
(中略)
まあそれはともかく、恣意的であるにしろないにしろ加工が入ってしまっている以上は、「マスコミの報道」という情報源はどういう形にでも(いい方向でも悪い方向でも)ミスリードが可能です。そんなものだけを情報として取り入れるのはもうやめにした方がいいのかも知れません。
(中略)
とはいうものの、じゃあ情報を欲しい人がみんながみんな一次情報源を当たればいい、という訳には当然行かない。ならばどうするか。

  • 同じようなことを言っている二次情報をなるべくたくさん集め、
  • その中から共通している事項だけを抜き出し、
  • 抜き出した事項を「とりあえず事実」として認定し、他はノイズ / 不確定要素として保留(場合によっては消去)
  • 新しい情報が出てくるたびにアップデート

(後略)

いやいや、充分素晴らしい観点だと思います。