日本の常任理入り反対デモ 中国成都では日系店舗壊される

(http://www.sankei.co.jp/news/050403/kok064.htm)

中国で2日から3日にかけて日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する抗議活動が相次ぎ、四川省成都では2日、日系スーパー、イトーヨーカ堂の窓ガラスが割られる被害が出た。広東省深センでは3日、2000人以上が「打倒日本」「日本製品排斥」などのスローガンを掲げ、繁華街をデモ行進した。
 
中国では日本の常任理事国入りに反対する動きが出ているが、日系店舗などに被害が出たのは初めてとみられる。深センのデモも最大規模とみられ、常任理事国入りへの反発が急速に広がっていることを示した。重慶の日本総領事館は事件の再発防止と警備の徹底を四川省政府に申し入れた。
 
総領事館などによると、成都では2日午後、約3時間半にわたり抗議活動が行われ、終わりごろになって約30人がイトーヨーカ堂の窓ガラスを割るなどの行為に及んだ。数人が拘束されたもようだが未確認。店の前には当時、やじ馬も含めて数百人が集まっていたという。3日も抗議活動があったが、混乱はなかった。
 
深センのデモは尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する民間団体「中国民間保釣(尖閣防衛)連合会」などがインターネット上などで市民に呼び掛けたもので、参加者は中国国旗「五星紅旗」を手に、日本製品排斥を呼び掛ける図柄が描かれたTシャツを着るなどして日系スーパーが入る商業施設まで数キロをデモ。施設前で進入を阻止しようとした警官らともみ合いになり、一部が日本企業名が書かれた広告の看板を壊した。
 
広州の日本総領事館によると、現地の日本人が絡むトラブルなどは起きていないもよう。(共同)
 
深センのセン=土ヘンに川

いよいよ本格的になってきました。このデモを禁止する事は中共政府にとっては容易だったはずだ。あの反日サイトとして有名だった「愛国者同盟網」が、去年の8月に突如閉鎖された事は記憶に新しい。政府の進める「在来線高速化プロジェクト」に関して、日本企業が参入する事に反対する署名活動をネット上で行なっていたのが原因だ。日本企業の高い技術と金を奪い、国家を発展させようと目論んでいた中共にとって、自らの歴史教育で育ったこのテの集団が逆に邪魔になってきた例だ。だから、己の邪魔になれば自国民と言えど容易に叩き潰すし、外交に利用出来るのなら今回のように日本企業に対する暴動も見逃して、泳がせる。
 
つくる会の歴史教科書」「東シナ海の油田開発」「小泉首相靖国神社参拝」、これらの問題で中共が勝利するまで、上記のようなデモはおそらく放置もしくは扇動され続けるのだろう。