逆境ナイン

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久しぶりに会った友人と行ってきました。本当は「ヒトラー 〜最期の12日間〜」を観る予定だったのだけど、映画館は長蛇の列。一時間前から並ばなければ座れぬほどの行列だったので断念。気持ちを切り替えて「逆境ナイン」にしましたよ。これまでの漫画原作もの映画の最高峰ですね。「透明ランナー」ってネタで大爆笑。少年時代に野球をやった事が無い人にそのオモシロさは伝わったんだろうか?まあいいや。少林サッカーの顔負けの見事な演出、ギャグも冴え渡ってました。でも、二つだけ不満が。以下、ネタバレ注意。
 
主人公、不屈闘志のあの小汚いヒゲだ何だ!?高校生なんだろ、剃れ剃れ!
 
後、この映画の中では例の名セリフ「自業自得」「それはそれ!これはこれ!」が巨大な岩となって、宇宙から飛来したり大地からせり上がって、盛り上がるんだけど。で、原作を読んでる人には有名であろうラストページの「負けるな!」の文字が宇宙から地球上に落下していく。そこでスタッフロールに突入するわけなんだけど。そして当然、そのスタッフロールが終われば、その「負けるな!」が地面にドカン!と突き刺さって締め、ってのが常識だよね?でもそれが無い。普通にスタッフロールが終われば、映画も終了。何だそりゃ!原作知らない人には、あの「負けるな!」の文字が読み取れなかったかもしれないというのに。惜しい。