東京4区補選

この小泉首相の突然の“北朝鮮との国交正常化”への動きを見ると、単独の10月補選の確率がかなり高まってきた。何せ、来年9月までに正常化を成し遂げようというのだから。つまり、郵政民営化法案が参院で否決となっても解散は無し。その場合、当然衆院でも否決(もしくは継続審議でうやむや)となるだろうが、更にそれでも解散をさせるつもりは無いという事だ。万が一の法案成立なら最初から解散の必要が全く無いわけで、どちらにしても補選は確実。というわけで、石原宏高は3区を捨てても4区に行くべし。
 
追記:そもそも中西元議員は、事件で既に自民党を除名されているので公認は有り得ないそうです。無所属でも出馬するらしいですが。となると、ますます三男坊擁立の動きが広まるかも。
さらに追記:石原都知事の4区出馬も噂されるが、2年前ならともかく、今更そんな年でもあるまい。ごく最近、サンプロに出演した際には明確に否定していたが。
 
小泉のこの動きは、もう郵政民営化法案に見切りを付けているのかもしれんね。総理として、最後に残された華々しい業績は、この国交正常化しか無い。これこそがもっとも危険な状態である。功を焦って、とんでもない事を仕出かしそうな予感がしてならない。
 
小泉には解散権を行使する勇気は無い、この男ほど首相という権力の座に執着している政治家はいない、というのが私のかねてからの持論です。