民団・総連がトップ会談 共同声明で「団結のため協力」

(http://www.asahi.com/national/update/0517/TKY200605170189.html)

「在日本大韓民国民団」(民団)の河丙オク(ハ・ビョンオク、「オク」は「金」へんに「玉」)団長と、「在日本朝鮮人総連合会」(総連)の徐萬述(ソ・マンスル)議長は17日午前、東京都千代田区の総連中央本部で、両団体として初のトップ会談を実現した。発表した共同声明では、会談を「歴史的な出会い」と表現。00年6月の「(6・15)南北共同宣言」の理念に従い、「反目と対立を和解と和合に転換させる」とうたい、半世紀以上に及ぶ対立の歴史に終止符を打つ姿勢を鮮明にした。

おばあちゃん・・・もとい、ある国会議員が言っていた。

 
気をつけろ 北も南も 朝鮮人
 

横田滋さんの訪韓に合わせた、最高の嫌がらせですね。そもそも朝鮮人と言っても、ほとんどが半島の南の方の出身。在日朝鮮人在日韓国人の違いと言っても届け出をどっちにしていたかの違いで、本質はさほど変わりない。しかも現在の盧武鉉政権は北朝鮮による傀儡。民潭も、本国や総連側からの工作にやられていたのだろう。
 
◆総連の民団乗っ取り!? 半世紀ぶり歴史的和解
(http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006051718.html)

在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)のトップ同士が17日午前、共同声明に調印し、和解した。50年余りの時を経た、歴史的な1日と伝わるものの、専門家たちは警戒心を緩めない。朝鮮総連による民団の乗っ取り、北への資金移動の加速…。米国の海外資産凍結で将軍さまは“金欠状態”になるなか、大きく舵を切った総連。小泉訪朝で拉致を認めて以来、失望感から組織離れが指摘された総連だったが、“死んだふり”だったのか。
 
民団と総連は、1945年設立の在日本朝鮮人連盟(朝連)がルーツ。46年結成の民団の前身・在日本朝鮮居留民団が反共主義者らの集まりだったのに対し、総連は北の金日成(キム・イルソン)政権を支持するグループが55年に結成、反目してきた。
 
59年に始まった総連主導の北への帰国運動では、民団が阻止行動を行うなど激しく衝突。イデオロギーの対立だけではなく、地方参政権の付与をめぐって意見が割れたほか、民団が脱北者支援センターを運営していることに総連が最近まで反発するなどしていた。
 
それが、突然の和解。横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父親、横田滋さん(73)の訪韓にぶつけ、拉致問題を希釈する目的もあったとの見方もあるが、その裏側には何があったのか。
 
「和解でもなんでもなく、総連による民団の乗っ取りが成功したということ。トップ会談は、そのセレモニーのようなものですよ」
 
北朝鮮問題に詳しいジャーナリストの恵谷治氏は意外な見解を示す。
 
拉致問題金正日(ジョンイル)総書記が小泉純一郎首相に謝罪して以降、総連の会員離れが進み、民団に入るケースが増えた。民団へのくら替え組には、北朝鮮に嫌気がさした会員が多かったが、そのなかには、そのフリをした偽の会員も多数含まれていた」と衝撃的な内容を明かす。
 
偽会員たちは民団内で思想の共有を進め、支部長などポジションを確保しながら勢力を拡大。「死んだふりをしながら、民団の総連化を進め、平壌の思惑通りに民団を動かせるまでにした。歴史的というのは表向きのことで、内情はまったく違う」と恵谷氏は切って捨てる。
 
トップ会談をこの時期にしたのも、「あえて横田さんら拉致被害者の家族会(と支援組織『救う会』)の訪韓に当ててきた。和解すれば扱いはトップ級。横田さんらのニュースバリューを弱めるのがみえみえ」と話す。
 
一方、コリア・レポート編集長の辺真一氏は、「民団との和解は、朝鮮総連にとって願ってもみないスキーム」と指摘し、北側の出方を一段と警戒する。
 
拉致問題で、日本が総連を追いつめたりすると、これからは民団が出てくる。その民団のバックには韓国政府いることになる。いままで北朝鮮がどんな脅しをかけようとも日本は動じなかったが、これからは何かとそうもいかない。日韓対北朝鮮という対立構造にクサビが打たれてしまった」
 
北朝鮮への入国が制限されていた民団側の商工関係者に、入国が解除される可能性もある。辺氏はこうも指摘する。
 
「人的移動により北朝鮮にお金が落ちるだけではなく、北朝鮮内でビジネスを興すなど、資本投下も加速する可能性もある。北を潤しかねない」

早速、筑紫哲也NEWS23では、横田さんの訪韓は軽く流し、この和解がまるで歴史的偉業であるかのような報道が為されていた。金正日政権も日本のサヨクも必死だな!