拉致関連ニュース2

◆ヘギョンさん、おばから時計もらい「死ぬまで持つ」と涙
(http://www.asahi.com/national/update/0702/TKY200607020358.html)

韓国人拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さん(44)と6月末、北朝鮮金剛山で28年ぶりに再会した姉の金英子(キム・ヨンジャ)さん(47)が2日、自宅に近い全羅北道庁で初めて記者会見し、英男さんや横田めぐみさんの娘ヘギョンさん(18)との出会いの様子を振り返った。英男さんが現地での記者会見で「拉致されたのではなく救助された」と主張したことについて「深く追及する考えはない」と語り、再会の様子を機会があれば横田めぐみさんの両親にも伝えたい意向を示した。
 
 
金英男さんと再会した後、初めて記者会見する金英子さん(右)と崔成竜・拉北者家族会代表=2日午後、韓国全羅北道庁で、市川写す
  
記者会見に同席した拉致被害者家族団体「拉北者家族会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表(54)は、英男さんとほぼ同じ時期に拉致された高校生(当時)が、これまで4人とされていたがもう1人確認されたとしたうえで「全員、北で元気に生活しているとの情報を2カ月前に独自に得た」と明らかにし、韓国政府に親との早期再会を働きかけるよう求めた。
 
英子さんは金剛山に滞在中、ヘギョンさんに「おばさん」と呼ばれ急速に親しくなった。ヘギョンさんにめぐみさんの記憶について尋ねたところ、首を振って「思い出せない」と言うので、それ以上は聞くことができなかったと話した。日本政府の調査団が02年に聞き取りした際には、「小さいころトロリーバスで遊園地などに連れて行ってもらった」などと思い出を話していた。英子さんが別れ際、はめていた腕時計を記念に贈ったところ、ヘギョンさんは「死ぬまで大切に持っています」と涙を浮かべたという。
 
英男さんは、めぐみさんとの関係が日本で注目されることについて「日本はすべて(生死などについて)知っているのにもかかわらず、私につらい思いをさせる。もう私を放っておいて欲しいと日本に伝えて」と英子さんに頼んだという。
 
英男さんに再会した母親の崔桂月(チェ・ゲウォル)さん(79)は韓国に戻った後に体調を崩して記者会見の場には現れなかった。

うーん、やっぱり金英男さんの姉とこの崔成竜氏の動きはかなり怪しいな。おそらく日本に「めぐみさんは死んだという弟の証言を信じろ!」と言い、拉致被害者救出は諦めて北朝鮮と国交正常化するニダ!という方向に持っていくつもりなのだろう。もしくはそう仕向けられているか。しかしその場合、崔代表の拉北者家族会と日本の救う会・家族会の仲は良くないから、総連と繋がりのある組織や左翼マスコミが彼らの日本における工作活動をバックアップする事まで考えられる。また金英男さんや娘のウンギョン(アサヒはどうしていつまでも“ヘギョン”さん表記なのだろう?)が北朝鮮から一歩も出られない、といった読みも聞こえてくるが、いざとなったらこの父娘二人の韓国訪問どころか日本訪問も有り得る。これもまた忘れ去られているが、寺越武志さんが故郷の石川県を訪れる為に日本に一時帰国した事があった。不思議な事にマスコミ各社は、寺越さんのお母さんが平壌に三十回以上も会いに行った過去は報道するのに、この寺越さんの帰郷について伝えている様子はここ数日間では無かったような気がする。おかしいよなぁ。あれだけ、今回の記者会見について「寺越さん方式」と指摘していたのに。石川県を地盤とするあの森喜朗が寺越さんを盛大に歓迎する式典を開いていたはずだぜ。俺の記憶に間違いがなけりゃ。
 
追記:「寺越武志+森喜朗」で調べてみて下さい。2002年の現小泉政権中に帰って来られていたのですね。
 
ところで英男さんのお母さん、体調を崩したとかじゃなくて実は周囲の人間、もしくは娘(英男さんの姉の英子さん)から直接、余計な事を喋らないように釘を刺されてるんじゃないか?あのお母さんは、あの会見のおかしさに素直に怒りを抱いているような気がするんだな。