拉致関連ニュース3

◆他人の遺骨混じったかも 金英男さん、姉に話す
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000106-kyodo-int)

横田めぐみさんの夫だった金英男さん(44)の姉、金英子さん(48)は3日、英男さんがめぐみさんの「遺骨」について「火葬した時に他人の遺骨が混ざったことも考えられる」と話していたことを明らかにした。共同通信の電話取材に答えた。
 
英男さんはまた、2002年に「キム・チョルジュン」の名前でめぐみさんの両親にあて、めぐみさんが1993年に亡くなった、と記した手紙は自分の話した内容を別人が書いたと説明。その上で、めぐみさんが94年に死亡したという現在の主張との違いについて「(手紙の内容は)錯覚していた」と話したという。

◆金英男さん発言、事実ただす=安倍官房長官
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000092-jij-pol)

安倍晋三官房長官は3日午後の記者会見で、横田めぐみさんの夫だったとされる韓国人拉致被害者金英男さんと家族の再会に関し、「より正確に把握、分析する必要がある。まずは韓国政府に詳細な情報提供を求め、適当な機会に改めて北朝鮮側への申し入れを行いたい」と述べ、英男さんの発言内容を確認した上で、北朝鮮に事実関係をただす考えを示した。 

北朝鮮:日本のメディア6社が訪問へ 積極受け入れ際立つ
(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060704k0000m040083000c.html)

日本のメディア6社が4日から北朝鮮を訪問する。6月下旬には毎日新聞など4社が平壌入りして取材したばかりで、北朝鮮による日本メディアの積極的な受け入れが際立っている。拉致問題などで日朝国交正常化交渉が暗礁に乗り上げたままの北朝鮮が、日本のマスコミを利用して何とか関係改善の糸口をつかむと同時に、北朝鮮の立場をアピールしようとしているのではないかとの観測が広がっている。
 
北朝鮮は先月17〜21日の日程で、日本メディア4社に「戦時中の強制連行被害者の遺族を取材する」との名目で平壌での取材を許可した。
 
その際、長距離弾道ミサイルテポドン2号」の発射の兆候が出ており、平壌での記者会見で北朝鮮外務省幹部は「それぞれの国の自主権にかかわる問題で、誰も中傷する権利はない」との従来の主張を繰り返し、その内容が報道された。
 
4日からは6社が訪朝する予定だが「北朝鮮側は横田めぐみさんの夫とみられる金英男(キムヨンナム)さんの口から、めぐみさんの『遺骨』の真偽について説明させ、この問題は決着しているとのイメージ作りに利用するのではないか」との観測も出ている。

NHKやTBS氏ね、って感じですが。特に筑紫哲也
 
上のエントリーでも触れたが、“科学”を振りかざして大真面目に理論武装(と言いつつその実、武装解除)しようとするから、こんな小学生のような嘘に付き合わされるハメになる。安倍晋三経済制裁を「期限を区切って行う」と宣言したにも関わらず「北の真意を確かめる」と言い続けているね。今日発売の産経新聞社「正論」誌は“媚中政権なら中国は尖閣を占領する”という記事で自民党総裁選を意識して福田を牽制、安倍を大バックアップしているようだけど。たぶんどっちもあまり変わらないかもな。
 
ま、それはさておき「色んな目撃情報や証言を精査し北朝鮮の矛盾を突く」ってのはさ、もういいんだよいい加減。「証拠は上がっている。これ以上は問答無用既に経済制裁発動したぞ。グダグダ抜かさずに全ての拉致被害差を返せ。そうすれば制裁を解除してやらんでもない」と言うだけでいい。いつまで言葉を弄べば気が済むんだ。