ツンデレを生かすもの

◆なつみかん。ツンデレが誤解されている」
(http://tangerine.sweetstyle.jp/?eid=568273)

記号で図解すると、
 
ツン ⇒ デレ
 
ではなく
 
ツン(デレ)
 
という感じです。
まるで「半熟卵」のように、外が固くて中は柔らかいのが「ツンデレ」なのです。
 
ただ、ツンツンな態度をとる…とは言え、理想的には「本人はツンツンのつもりでも周り(相手含む)にはデレなのがバレバレ」なのが望ましいでしょう。顔を真っ赤にしたり、急に口ごもったりなど挙動不審になったりすると分かりやすいです。なお、そんな奴が現実にいたら引くだろという問題はここでは考えないことにします。

(相手含む)、という所に違和感アリ。たいていのツンデレキャラの意中の相手は、その“ツン”の中に好意を見出す事が出来ない“ニブさ”を持って初めて“デレ”が生きてくる。エントリーの中で例として、

そして海原雄山(笑)が挙げられているが、こいつらの相手を御覧なさい。揃いも揃ってニブいのばっかだ。そのニブさにイライラしてこそ“ツン”の真骨頂。で、それに続く肝心の“デレ”に気付くのは「勘の鋭い脇役キャラ」か「読者(視聴者)」。
 
結論。ツンデレは極度なまでにニブい相手(主人公)がいてこそ、生きる。