硫黄島の戦い

硫黄島からの手紙
(http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/)
硫黄島戦場の郵便配達
(http://www.fujitv.co.jp/iwojima/index2.html)
今日は硫黄島DAY。朝は映画館、昼はお仕事、夜は録画していたビデオを楽しんだ。うーん、やっぱりクリント・イーストウッドの映画のラストはやっぱりスッキリしない。別にストーリーにオチが無い、とか言うんじゃなくて、ラストにありがちな、決まり事的な演出に欠けているというか。あえてその決まり事を破っているのかもしれないんだけど。でも個人的には、ハッピーだろうとバッドだろうとエンドはあまりボカさずに描かれるべきだと思うので、この映画にはモヤモヤ感が残った。そういうわけで星4.5。フジテレビのドラマの方は、主役が電車男(=チビノリダー)。CGはショボいものの、かなり頑張っていたと思う*1。映画「〜手紙」の方は、硫黄島の指揮官は渡辺謙が演じる栗林忠道陸軍中将が主役だったが、この「〜戦場の郵便配達〜」において主役との交流が描かれているのは市丸利之助海軍少将。この両者の交流がほとんど描かれていない事に、陸軍VS海軍の構図が透けて見て、まとまりのない旧日本軍の脆弱さを感じざるを得なかった*2
 
硫黄島の戦い
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84)

*1:しかし物資がいくら不足してるとは言え、軍が竹槍を補給するなんて馬鹿げた描写はあんまりだろう

*2:「〜手紙」の方では統率の不一致・混乱に苦しむ様が描写されているが