せめてもの抵抗

首相、中川幹事長の閣僚批判に反論

「これをおしゃべりととられちゃうんだよね」。安倍晋三首相は20日午前、閣議を待つ国会内の大臣室で閣僚に笑顔で語りかけ、自民党中川秀直幹事長の「(首相が)入室したときに起立できない、私語を慎まない」との閣僚批判にやんわりと反論した。

要はこれ、中川(女)が首相をダシにして、自分に「絶対的忠誠」を誓わせようとしたのを批判したのだろうな。本当に閣僚の態度を改めさせたいのなら、わざわざマスコミに聞こえるように言う必要は何も無かった。あれでは「安倍総理は閣僚にすらナメられている」という嘲笑を招くだけなのだから。つまり、若造である威厳不足の総理を必死で補佐する後見人、という己をアピールしようとしたのだ。関白か摂政にでもなったつもりなのだろう。勿論、それを一番不快に感じていたのは安倍総理なワケで。他の閣僚達も「ふん、何を思い上がっているのやら」といった感じだったのだな。