結局、初音ミク問題の真相は分かんね。

「意図的削除はしていない」が…… 謎深まる“消えた初音ミク”問題-ITmedia News

検索に詳しいある技術者も「クローリングが遅いせい」という見方に対して懐疑的だ。「Yahoo!JAPANやGoogleの能力から考えると、インデックスのデータが古いというのはちょっとありえないのでは」と彼は言う。

この技術者は「あくまで憶測だが」と断った上でこんな可能性を示唆する。「画像検索用のNGワードフィルタに、何らかの事情で『初音ミク』というキーワードが入ったのでは。こういったフィルタが存在するというのは周知の事実で、Yahoo! JAPANとGoogleが、同じ会社が提供するデータを部分的にでも使ってフィルタを構成しているならば、両者が同期しているというのも不思議ではない」
 
もしそれが真相だとして、なぜNGワード初音ミクが入ったかはやはり不明だ。「担当者の入力ミスかもしれないし、突発的理由で入ったり外れたりするようなアルゴリズムなのかもしれないが……」。彼の指摘もあくまで憶測の範囲を出ず、真相は不明だ。

んー。つまりグーグルやヤフーは自前でクロール用のデータを作ってるんじゃなくて、この2社(もしくはそれ以上)に提供する会社というのがあって、そこの社員の単独犯行(?)説もありうる、って話?
 
やっぱり昨日の日記でも触れた「意図的に画像検索だけ外す理由は無い」「画像検索に力を入れるメリットはあまり無い」「検索エンジンには常にフィルタリングがばりばりに掛けられている」という指摘そのものはそんなに外れちゃいないのかな。結局「無いものにどんどん追加」していくより、「有るものから削っていく」作業の方が自然だよね。でないと、人間の手では処理し切れないし。
 
 
あ、そうそう。今日やっと「初音ミク」の体験版をインストールしてみた。
 
うーん、オケの素材確保の前に、そもそもメロをMIDIで打ち込む事自体難しいよね。出来るだけ手を抜く方を色々考えてみたのだけれども。まずは適当な音楽ファイルから歌手のパートだけを抜き出そうとしたけど、そんな事出来るわけも無いし。それじゃあPCマイクに自分で音声を吹き込んで、「採譜の達人」という.wavファイルを.midファイルに変更するソフトを使ってみたけど、ノイズばかり多くて使いものにならないし。そもそもその手法自体に無理がある(ソフト自体は素晴らしい出来です)。結局、ネットで公開されているMIDIデータ(装甲騎兵ボトムズの主題歌「炎のさだめ」なんだけどな)のボーカルの部分だけをフリーのMIDIソフトで引っこ抜いて、体験版にブチ込んでみた。歌詞を流し込んで、ベースの部分は作れたが、そこからちくちくイジってく必要がある。でも体験版だから作業データを保存できないし、吐き出せもしないわけで、そこで終わり。ま、仕組みはだいたい分かった。
 
自分はもう良いです。人様の作品を楽しむ事にします。んでは。